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イベント「企業でのアクセシビリティ向上、「成果」をどう考える?」に参加しました
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サイボウズ、freee、Helpfeel、SmartHRの4社が登壇するイベント「企業でのアクセシビリティ向上、「成果」をどう考える?」に参加しました。
当社Helpfeelからは司会としてyado、パネルディスカッション登壇者としてpastakが参加していたので応援の気持ちで参加したところ、大変勉強になる会でした。
特に質疑応答では、個人的に興味があったアクセシビリティ対応をどのタイミングで始めたのかという点について各社興味深い回答をいただけたのでとても嬉しかったです。
SmartHR社の例:2020年ARR20億円のライン、社員数200人でアクセシビリティの専門家を業務委託契約、開発組織が5〜60人。それまでもボトムの取り組みはあった。 #a11y_talk
— Hiroki Akiyama (@akiroom) October 26, 2023
Helpfeel社:販路を広げてセールスの機会があったタイミング。pastak本人の興味とも合致。開発組織30名ぐらい。 #a11y_talk
— Hiroki Akiyama (@akiroom) October 26, 2023
サイボウズ社:2016年ぐらいから。エンジニア・デザイナーの自主的な改善からスタート。2019年ぐらいからアクセシビリティの組織化、明確な投資と言える。始めた頃の従業員規模は300人ぐらい。 #a11y_talk
— Hiroki Akiyama (@akiroom) October 26, 2023
freee社:社員番号が200番台、アクセシビリティやるぞでデザイナーとして入社、従業員200人ぐらいになるとやってもいいと言われそう。 #a11y_talk
— Hiroki Akiyama (@akiroom) October 26, 2023
私見としては、PMFによってリーチすべき層が広がるとアクセシビリティ対応が経営判断としても必要になるフェーズが訪れてGOが出やすいのでは、ということを考えていました。
ひとつの仮説として、PMFすることによってアクセシビリティ対応が求められるシチュエーションが増えることによって、経営判断に繋がるのでは、と考えています。(質問者私でした) #a11y_talk https://t.co/YjyhkbDgIC
— Hiroki Akiyama (@akiroom) October 26, 2023
あとはそもそもアクセシビリティ対応しないと、必要な層に届くことが無いので求められにくい、という鶏と卵のよな構造の指摘が登壇者から出ていたのは慧眼と思いました。求められる前に、対応することが重要ですね。
「鶏が先か卵が先か、そもそもやってないとチャンスが無い、使われない」というのはすごく分かる。やってないとビジネスチャンスを逃す種類の領域なんですよね。 #a11y_talk
— Hiroki Akiyama (@akiroom) October 26, 2023
freee社magiさんの図を背景に登壇者の議論を伺うのは楽しかったです。2回目があればまた参加したいです。
今夜のイベント『企業でのアクセシビリティ向上、「成果」をどう考える?』に向け、「Webサービス提供会社における"アクセシビリティの成果"ってこのあたりなのでは?」っていうのを図示してみました。これをベースに話せればと思ってます。席まだあります!https://t.co/nAwf48DecA #a11y_talk pic.twitter.com/Ly60iYOOHl
— Rikiya Ihara / magi (@magi1125) October 26, 2023
2次会にしれっと紛れ込ませていただいたのですが、アクセシビリティ対応を残していくと負債になってしまうため、始めるなら早い方がいいというお話も出て得心した一日でした。