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一周まわって文章術について考えてみた 前編|身につけたい文章術
前回「文章術より、第一印象が重要」
と投稿したが、一周まわって文章術について考えてみた。
文章術との出会い
他の記事を読んでいて、「PREP法」という文章術が目についた。
これまで幾度と投稿を重ねており、「慣れれば文章力もそのうち……」
なんて甘い考えを持っていた。
はっきりいって少しうぬぼれていた。
しかし、このPREP法を見てみると、
文章の構成を「結論→理由→具体例→結論」という構成で、
文章を「型」当てはめるものだという。
さらにその「型」を身につければ、書くスピードも増し、
文章の流れもよくなり、さらに無駄がなくなるとのこと。
その結果、自分の記事の評価につながることは間違いない。
これは!? 今ごろになって思い立ち、
急ぎ「文章術」について学ぶことを決めた。
やはり読書で
私の場合、何か知識を吸収したい場合、まず読書を選択する。
なぜ文章術は大切なのか。
いろいろな文章術の本を調べ、この本を購入した。
「 感 想 」
本書は題名のごとく100冊の文章術のベストセラーを読み込み、
それらの本で重要視されていた文章術を、
登場回数ごとにランキングとして紹介したもの。
すべての人に身につけてほしい7つの基本ルール
(実際のランキングは40位まである)
1位 文章はシンプルに
2位 伝わる文章には「型」がある
3位 文章も「見た目」が大事
4位 文章は必ず「推敲」する
5位 「わかりやすい言葉」を選ぶ
6位 比喩・たとえ話を積極的に使う
7位 接続詞を「正しく」使う
第一印象は「堅苦しくて読みにくそう」という印象だった。
しかしいざページをめくるとてもわかりやすく、得ることが多かった。
本書によって、文章を書く上での普遍的で大切なコツが、
重要な順に身につく。
その結果、文章術や書く速度が向上するばかりか、文章に対する苦手意識もなくなる。
さらには多分野で通用する、
ポータブルスキルとして身につけられるメリットがある。
とはいえ、本書で得たことをすぐに実践したいが、これがなかなか難しい。
この感想についても自分の「クセ」ができてしまっている(^^;)
「15位 とにかく書く、たくさん書く」とあったが、
まずはこれだと思った。
本書の中で特に惹かれた文章も載せておく
1位 「文章はシンプルに」より
「短い文章を重ねることで、リズムが良くなるし、
緊迫感も出てくる(池上 彰)」
14位 「段落はこまめに変える」より
「note公式アカウントが公開している記事をスマートフォンで見ると、
大体2~3行で1つの文章が塊つまり段落となっており、
段落と段落の間には空行があります
(noteではじめる 新しいアウトプット教室より)」
24位 「体験談で説得力を高める」より
「自慢話はしない。読み手は『失敗体験』に共感を覚える」
28位 「日頃から内面を豊かに耕す」より
「人生観がしっかりしていないと、感動を与えられない」
「おわりに①」より
「人を非難したり、傷つけたり、差別したり、中傷したり、
炎上させるために言葉を使うのではなく、
勇気づけたり、
元気にするために言葉を使いたい‥‥‥。
それが文道の気構えです。」
きっかけとなったPREP法もそうだが、
文章力を技術として身につけることで、
多くの利点があることが分かった。
この本で得たことをまずnoteで活かし、
できれば将来書くことで収入を得るきっかけの一つとしたい!
読み終えて
一気に読み終えてしまい、目から鱗が落ちた。
文章術なんて、情けないことにこれまで考えたことがなかった。
だが、今回新たに知識を得たので、
それをくれぐれも忘れず活用していきたい。
実際、この本を読みながら記事を書いている間にも別の投稿をしていたが、学んだことを活かしきれていないことに気付いた。
まずすべきことは、書きながら本に目を通すことが大事だな
(そのために紙の本を買った)。
一度書き終えてから、より意識して、全体的に推敲するようにしたい。
とにかく、今後のことを考えるとかなり重要なスキルであることが理解できた。
ステップアップのために活用したい。
補 足
今回は note への投稿に重点を置いて本を読んだ。
しかし、これらの文章術は、
もう一つの私の「小説家」としての夢でも大きく役に立つといえる。
今回は第一歩を踏み出したばかりだが、
大きな可能性を秘めた知識として、重視して行きたい。
また、このPREP法といった文章の「型」は、意識して会話に織り交ぜれば、かなり使えるのでは? とも思った。
実は同社から、他の種類の本も出版されているので、
参考までに紹介しておく。
勉強法はともかく、
話し方に関してはかなり読む価値があるかもしれない。
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