「モービウス」観た。

原題:Morbius
監督:ダニエル・エスピノーサ
出演:ジャレッド・レト、マット・スミス、アドリア・アルホナ、タイリース・ギブソン 他
上映時間:104分 公式サイト


血液系の難病を抱えるマイケル・モービウスは、吸血コウモリを何とかしたらいいんじゃね?と研究に着手。すると、あら不思議。パワーが身についちゃった!

というスパイダーマンパターン。

バットマンやアントマンっぽさも。


飛べるようになるのはびっくり。

エコーロケーションは便利。


理性を高めてゆく側と、本能に突き進む側の対決が常人離れのハイスピードバトルで展開。

どんなに技術が進歩しても難病を治せない哀しみを分かち合う両者。
ともに戦いたくなかっただろう。

切ない。


ポストクレジットは2つ。
1つ目は、マルチバース絡み。
2つ目は、お前もそっちかよ。がっかり。

エンドロール後には何もなかった。


シリーズ化が得意なマーヴェルだけあって、今後の広がりには期待できそう。

ただ、その幕開けとしては全体的に既視感あるし、キャラの掘り下げも浅くて、インパクトは弱かった。
テンポも悪いというか、まどろっこしい。

ジャレッド・レトの良さが活かしきれていない印象。

ヴェノムのようなユニークも交えた凶暴性と、ヴァンパイアもの定番のドラマチックをまぶしてもよかったのでは。




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