[NEW RELEASE] 7"SINGLE "Sam The Samba Man / Fairground"発売。

2002年にリリースしたファーストアルバム『A.M.』の発売20周年を記念して、昨年10月、DOMMUNEで特別番組を放送していただいたばかりですが、このたびディスクユニオンのレーベル"URBAN DISCOS"からお声がけいただき、7インチシングル『Sam The Samba Man feat. Tomomi Sano / Fairground feat. Yasuyuki Horigome』を発売しました。

楽曲解説

「Sam The Samba Man」はイギリスの作・編曲家リチャード・ヒューソンがやっていたエレクトリック・ポップ・ユニットRah Bandの代表曲のひとつ、また「Fairground」は同じくイギリスのバンド、シンプリー・レッドが1995年にリリースした、最初にして唯一（※2023年現在）の全英No. 1ヒットをカヴァーしたもの、です。

プロダクション・ノート

前者は、2000年頃にTMVGのツアー先の札幌でデモテープを貰ったのがきっかけで、当時まだ無名だったサノトモミさん（その頃の名義は"tomomi"）をヴォーカルとしてフィーチャリング。これが彼女にとって記念すべき初レコーディング作品です。

後者は、ごぞんじ堀込泰行さんがキリンジ以外の外部レコーディングに単独で初めて参加し、英語詞＆ダンスミュージックに初挑戦してもらった、という意味で、これまた初モノ尽くしの楽曲です。

どちらもアルバム収録ヴァージョンは6分前後の長尺でした。

共同プロデュースを務めてくれた矢野博康さんと、この〈長さ〉にこだわって完成させたのですが、7"シングル化に際して、元曲のグルーヴやスケール感を損なうこと無く、4分強にリエディットしました。

studio Chatriの風間萌さんがリマスタリングを担当。
またレコードジャケットも『A.M.』を担当してくださった伊藤桂司さんが今新たに作りおろしてくださっています。

定価は2,000円（税込）
発売は3月21日（祝・火）です。

年も改まったことで、20周年記念というより、20周年め記念といったほうが正しいかもしれませんが、たくさんの人のお手元に届くと嬉しいです。

どうぞよろしくおねがいします！

水本アキラ

クレジット

Sam The Samba Man feat. Tomomi Sano (7" Edit)
Words & Music : Richard Hewson
Vocal : Tomomi Sano

Chorus : Akira Mizumoto
Acoustic Guitar : Goro Nagase (instant cytron)
Electric Guitar : Koki Takai (Ahh! Folly Jet)

Fairground feat. Yasuyuki Horigome (7" Edit)
Words & Music : Mick Hucknall

Vocal : Yasuyuki Horigome
Alto Saxophone : Naruyoshi Kikuchi

All Programmed : Akira Mizumoto & Hiroyasu Yano
Vocal & Sax of "Fairground" Recorded by Tatsuya Kase (Bazooka Studio)

Artwork & Design : Keiji Ito (UFG)

Producer : Akira Mizumoto & Hiroyasu Yano

Exectuive Producer : Kazunao Nagata

Mastering Engineer for Vinyl : Moe Kazamma (studio Chatri)
URBAN DISCOS Producer : Yosuke Suzuki

他、リリース詳細は以下のページをご参照ください。

https://diskunion.net/clubt/ct/detail/1008595723

3月21日は、大滝詠一『ア・ロング・バケイション』がリリースされたのを記念して「ナイアガラの日」と俗に呼ばれています。また同じ1981年3月21日にはYMOの『BGM』が発売されたこともあり、ぼくにとって特別な日。もともと22日でアナウンスしていたのですが、正式な契約を結ぶにあたって軽い気持ちで交渉したらオッケーが出て、あまり前例のない一日前倒しとなりました。なお、その日は一粒万倍日＆天赦日でもあります。最強運気にあやかって、多くの人のお耳に届きますように。