コミュニケーションが苦手な人の生存戦略 part2.
今回は、コミュニケーション苦手な人の生存戦略の第2弾をお届けしようと思います。
前回の記事では、コミュニケーションが苦手な人は「挨拶」からはじめようと説明しました。
今回は、その挨拶に一言これを添えていただきたいのです。
それは…
相手の名前です。
相手の名前を添えるとどんな良いことが起きるのか、そのことについて深堀してみたので是非最後までご覧ください。
挨拶される時に名前を呼ばれると嬉しい。
まずはこの調査をご覧ください。
働き方改革をリードする株式会社カオナビが運営する、HRテクノロジーや組織・人事領域の先端研究機関「カオナビHRテクノロジー総研」は、20代〜50代の会社員、男女600名を対象に、「社内コミュニケーションと働き方」に関する調査を行いました。
挨拶をされる際に名前を呼んでもらえると嬉しいと感じか質問したところ、75.3%の人が嬉しいと思う結果となりました。
当然ですが、数字を見るとさらに納得です。
挨拶の時に名前を呼ばれて「嬉しい」と感じる人はこんなにも多いのです。
挨拶の時に、
「あの…」
「すみません…」
「ちょっと良いですか…」
と言って話しかけていませんか?
余裕のある人は、是非名前で読んでみましょう。
なんと呼ぶのが良いのか?
ベースメントアップス株式会社が運営する、より良い条件で退職するためのノウハウや情報がまとめられたサイト「退職の前に読むサイト」編集部は「職場での呼び方」について調査しました。
「仕事でどのように呼ばれていますか?」というアンケートを実施したところ…
苗字74%
名前9%
フルネーム1%
あだ名16%
とという結果になったようです。
あだ名で呼ぶと心理的距離を縮められそうな気がしますが、コミュニケーションが苦手な人にとっては大きな壁でしょう。
職場であだ名で呼べる人なんてコミュニケーションが得意な人に違いありません。
我々コミュニケーション苦手な人にとっては、愚直に苗字と顔を一致させることに全力を尽くすべきだと考えます。
顔と苗字を一致させる効果
少し努力して顔と苗字をできるだけ早い段階で一致させるのです。
先ほどの「カオナビHRテクノロジー総研」の調査には、こんな調査もありました。
社内の人の顔と名前を認識している度合いと業務目標を達成している人の割合です。
「あなたは仕事の目標(数値、業務)をどの程度達成していますか?」という質問をしたところ、業務目標を達成している人の割合は…
社内の人の顔と名前を「よく覚えている人」は48.4%
社内の人の顔と名前を「よく覚えていない人」は30.9%
という結果になりました。
挨拶の時に名前を呼ぶだけで、相手からは喜ばれるし、仕事もできる人になる。
まさに挨拶の時に名前を呼ぶことは一石二鳥なのです。
顔と名前を覚える小技
「顔と名前を覚えるのが苦手なんだよな。」という方がいらっしゃると思います。
私もそうです。
そんな方にとっておきの小技をお伝えします。
これは、オリラジの中田敦彦さんが動画で紹介した桐生稔さん著書の『雑談の一流、二流、三流』でも紹介されていました。
それは会話の際に相手の名前をたくさん使用するということです。
例えば、
Aさん「初めましてAと申します。」
Bさん「こちらころBと申します。」
Aさん「Bさんですね。Bさんはどちらのご出身なのですか?」
Bさん「生まれは東京ですが、小さい頃に広島に引っ越してきて、それからは広島育ちです。」
Aさん「広島は行ったことありますよ。Bさんは広島のどの辺りなんですか?」
のような感じです。
会話のなかに相手の名前を言う機会を増やしていくのです。
ちょっと意識してやってみると違う結果になりますよ!!
まとめ
今回は、会話の際に相手の名前を付け加えようといった内容でした。
名前で呼ぶと75.3%の人が喜びます。
顔と名前を一致させることができると仕事もできる人になる。
呼び方は苗字がベター。
名前と顔を覚えるには会話の中で、相手の名前をたくさん使う。
こんなところです。
是非試してみくださいね。それではまた。
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