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<眼鏡店とコロナ.07>ウィズコロナ

どうやらこのコロナに対する社会保障は今のところ、国は支援しない方針らしい。これは一番最初に自粛した音楽業界からの情報。音楽業界を束ねる団体から支援の申請をしたが、ライブ中止などの自粛に対して国は保証せず、その代わりコロナが落ち着いた時に消費を促す政策を大々的に行う方向で政治は動いている模様。つまり自力で生き抜けってことだろう。

でもこれ、本当に生き抜けるのだろうか?企業が利益を出すときに、固定費と変動費でバランスをとる。固定費とは家賃や人件費、設備投資費など。変動費は材料原価などの商品代。つまり変動費は営業停止すれば抑えれるけど、固定費は休業しても発生してくる。これをどう乗り切れと言うのか。動物のように冬眠することは出来ない。お給料から家賃ローンや車ローン、教育ローンなどを毎月払っている人もいる。ボーナス払いの人もいる。企業は人を切るしか生き残る道はないように思える。リストラ出来ないからといって融資を受けても、先が見えないから不安しか残らない。また最悪なことに、従業員は経営者の気持ちを汲み取ることもなく、当たり前の顔で在宅ワークで生産性の少ない仕事でお給料を頂く。その責任は当然経営者に向く。でもそんなことしたって先は見えない。きっとどこかでキャッシュはショートする。おそらく年を越えれる企業は多くない。そしてコロナが落ち着いて再開したって人がいなければV字回復なんて出来やしない。既存のシステムの中で動いていては負のスパイラルに落ちていくだけだ。

では私たち眼鏡店は何ができるだろうか?これまでオンラインを導入はしているが宣伝目的だけのWebページで、ここで収益をあげることはしてこなかった。言ってしまえば売上のほとんどはオフライン。オフラインでの売上をいきなりオンラインで作る。そんなことは出来ない。オンラインショッピングをしている眼鏡店もあるが、基本は店内のカタログ要素や在庫状況をエンドユーザーへ伝えるための手段だ。うちもその一つだ。インスタ見て、気になった人がWebページ見て、実際に掛けたいなと思って来店される。それを狙っていたし、実際そういったお客様が多くいた。でも今、オフラインはあまり機能していない。みんなあまり外に出たがらない。だからどうしたらいいのか?

とりあえず解決策を2つ考えてみた。これまでも思っていたけど上手くいく自信がなくて保留にして着た。オフラインからオンラインへ。長くなったので次回その話を書きたいと思う。

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