<眼鏡店とコロナ.09>行列店より予約制

コロナの影響で外出が難しくなってきた。不要不急の外出とは何を指すのか判断が難しい。人に合わないところならいいのではないかと思う人もいるだろうが、やはりそれもまた難しい。

では眼鏡店は不要不急に該当するのか?僕は該当しないと思ってる。眼鏡やだからなのかもしれないが、見えないと生活できないと思っているから。0.1の視力でいいなんてことはないはず。テレビもまともに見えない。ましてや車の運転なんて皆無。50歳以上の人はほとんどの人が老眼鏡が必要だし、老眼鏡なしに新聞や本はもちろん、スマホやPCも見にくい。だからやっぱり生活必需品としてメガネは必要不可欠な日用品になるはずだ。

ただ、やはり人と接触しないと、つまり眼鏡店に行かないと眼鏡は買えない。だから僕は予約制をお勧めしたい。今のご時世、人に会いたいと思う人は少ない。できれば、コンビニもスーパーも人に会いたくない。つまりコレまでの繁盛店には行きたくない。もともと眼鏡店で人で溢れる繁盛店はロープライス店しかないけど、個人店の眼鏡店でも一つの時間にお客様が何組か重なることは度々起きる。でもそれが一日中かといえばそんなことはない。それは人が動く時間はある程度決まっているから。だったら予約制にしちゃった方が、お客様も店舗側も気持ちよく、余裕を持って対応できる。しかも予約時にお客様からご用件を聞いていればスムーズに対応出来るし、既存客ならカルテの用意から色々と前もった準備をすることができる。なんて効率的だろう。というか、実は昔からずっと思っていた。それは僕が元美容師だったから。務めていたのは東京の代官山、原宿、下北沢のヘアサロン。連日お客様で賑わっていた。そして多くのお客様を効率よく回す為に沢山の作戦を立ててきた。予約の取り方から施術の順番、対応するスタッフの役割分担など。

やはり今求められるのは、行列ができる繁盛店より時間で区切られた予約制のお店。安心で安全なお店に行きたい。誰もがそう思っている。これはウィズコロナもアフターコロナも変わらないと思う。安売り店以外は。

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