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プロ野球・パシフィックリーグの観客動員数で遊んでみた #seibulions メイン GWまで

GW、いかがでしたか?
我がライオンズは、投打の噛み合わせが悪く、大きく負け越す暗黒の1週間となってしまいました…

4/28~5/4まで、ベルーナドームでの試合を全部見てきたのですが、どの試合もファンいっぱい!
開幕戦と同じかそれ以上入っているように感じました。

そんなこんなで実際にお客さんは入っているのか?
平日との差はどうなのか?
先発投手によってお客さんの入りに差はあるのか?
そんなところを、ライオンズメインでパ・リーグを見ていきます!
※各球団で観客数の数え方が異なるとのことなので、参考程度にご覧ください。
また、ここではホーム開幕戦を土日祝開催としています。
(さすがに、ホーム開幕戦を通常の平日と同等には扱えませんので…)

パ・リーグ観客数(GW終了時)

各球団、試合数も収用人数も違うので、比較の意味もないのですが、圧倒的にホークスが多いですね〜
どういう形でカウントしているのかは分かりませんが、4試合で収容率が100%を記録しています。
さすがに入場者数ではないと思うので、発券数ですかね?
ただ、100%がこれだけ出ていると、席を増やさないとまずいですね…
そして、ホークスがすごいのは、地方開催2試合あるのにこの数字というところ!さすがですね。

イーグルスが少なく見えますが、休日のゲームよりも平日のゲームの方が、1試合多かったり、平日デーゲーム開催があったり、そもそも仙台はまだ寒いなんてところが原因かと思いますので、今後増えていくことでしょう。

そして、鋭い方は収容率を見なきゃダメだろう!!と思っているかと…
ということでこちら。

上位2球団は変動ありませんでした。
人数も収容率も高いというのは、素晴らしいですね
リーグ平均は73.4%なので、この2球団が平均を上げている状況です。

マリーンズの観客数と収容率が高いのは、佐々木朗希投手効果なのでは?と思う方も多いかと思いますが、それは半分正解で半分不正解です。

佐々木朗希と観客数

マリーンズファンの方には、この配色の意味がわかるはず…

この1試合平均90.9%とという数字は、佐々木朗希投手と同じようにホームゲームで4試合以上投げている投手の中でトップの数字です。
しかも、ほとんどが平日ゲームでこの数字なんですよね〜
成績も集客力も素晴らしいですね。
(ホームゲームで、4試合以上登板している選手は、Bs山本・L平良・F上沢・F加藤貴の計5投手。並び順は、平均が高い順。ちなみに、Bs山本・L平良はそれぞれ、78.6%,76.6%。)
そして、佐々木朗希投手以外が先発した10試合での1試合平均は83.5%とこちらも好調な数字です。
佐々木朗希投手もチームも観客を集めているようです。

開幕投手たちと観客数

先発投手はお客さんの入りに関係あるのか?佐々木朗希投手が特別なのか?
そんなことを調べるため、各チームの開幕投手&ホーム開幕投手と侍ジャパンに選出された選手が先発した際の観客数を調査してみました。
(2試合以上先発した選手としています。1試合だと少なすぎかな?と。2試合でも少ないね。まあ、遊びなのでね)

ホーム開幕戦は、土日祝扱いとしています。

大関投手登板日、すごいですね〜
平日1試合が5/2とGW中ではありますが、休日1試合は地方開催なので、トータルでは不利なところ、さすがです。
詳しくみていくと、佐々木朗希投手以外は、休日に多く投げていると上位となる傾向があります。
当たり前と言えば当たり前なのですが、思ったより顕著に出ました。
それを考えると、佐々木朗希投手は異次元ですね…

平日と休日

さて、平日と休日という話が出ましたが、実際どれくらい差があるのか…
こちらも調査してみました。

ホーム開幕戦は、土日祝扱いとしています。

ホークス以外は、平日と休日の収容率に差が見える結果となりました。
ホークスどうなってるんだ…すごい

マリーンズは、休日も平日も高い収容率ですが、特に休日で高い収容率!
ダイナミックプライシングで恐ろしい金額になっている座席も見たりしましたが、関係なくチケットは売れているようです。
ただ、シーズンが始まったばかりなので、ファンクラブ会員に入ると貰える引換券で高額なチケットを回避しているのかもしれませんね。

ライオンズ

そして、我がライオンズ!
休日は、そこそこ高い収容率を誇りますが、やはり平日は他球団同様、低くなっています。
そして、実はこの休日と平日の収容率の差、26.5%はリーグワースト…
しかも、平日に東京ドーム開催や大宮開催も計2試合含まれていて、この状況です。
休日は集まるが、平日は集まらないというのは、印象通りでした。

しかし、ライオンズも平日は人が集まらない…というのはわかっていて、この4月はチケットカテゴリーで最も安い「バリュー」の試合が3試合設定されました。
たしか、昨年はシーズン中、一度も「バリュー」が設定されなかったような気がするので、平日に来てもらおうと頑張っているようです。行かなきゃ!
(「バリュー」はオープン戦用だと思ってた)
その「バリュー」が3試合も設定されているということは、春先はよりお客さんが入りにくいのでしょうね…

ここで思ったのが、チケットの価格で入場者に変動はあるのかということ。
もちろん毎日来てくれるのが理想ですが、ライオンズの場合はそうも行かなそうなので、休日を高めに設定して平日を補えるのであればそれでいいのではないかと…
需要と供給、マーケティングの基本ですね。
他球団はフレックスプライシングの先をいく、ダイナミックプライシングを導入する球団もあるくらいですし!
ということで、カテゴリごとに見てみました。
参考までに、東京ドーム・大宮開催も載せてみます。

いや〜さすがです!ライオンズさん!
ライオンズさんの予想と結果が完全に合っています。
予想通りの収容率ですね。
需要の高い時に、しっかりと高い金額でチケットを売れています。
あとはこの数字をどうやって引き上げていくかですね。

実は、5/9からのホームゲームで、ライオンズは平日ゲームにおいて、多くの施策を予定しています。
まずは日頃から実施している、Lポイントでのチケット半額キャンペーン。

5/9はビール半額!

そして、ファンクラブ会員へのグッズ配布!

例年実施しているものもありますが、効果はどうなのでしょうか?
また面白いデータが見れた頃に、お会いしましょう。

普段はスタジアムツアーと題して、記事を書いています。
お暇な方はぜひ!


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