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【世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~(山口周著)】
今回はD:Meのお仲間のyukiさんご紹介の本。
なるほどなと思うところもたくさんあり、多くの人に読まれていることにも納得の1冊。特に論理を重んじている「サイエンス」色の強い人は是非読んで欲しいです。
【世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~(山口周著)】
今回は趣向を変えて感じたことを書いてみます
この本を読んで【美意識】という言葉の中に【美】と【アート】という言葉が入っているように感じた
美という言葉には色々な意味が込められていた
・自分たちの軸や倫理、理念として磨き上げているもの
・外見の美しさだけではない、機能美、
・アートとしての美しさ
通常使う「美しい」とは正直次元の違う抽象度の高い【美】
この世のものすべてに寄り添っているものだと感じたし
各々が持っているものだと思う
だからこそ【美意識】という言葉にしているのだと感じた
美意識とは【自分なりの】「真・善・美」のこと
そしてそれは自分の中での判断軸である
またアートとは【直観】【感性】のこと
それと対をなす言葉がサイエンス
こちらは【論理】【理性】である
日本は子どもの時から答えを出すことを求められる
論理思考とは正解を出す技術
論理とは根拠に基づいて物事を積み上げて結論を導く
だが、今の世の中はそれだけではビジネスは成り立たない
答えの無い問題が山ほどある
その時に必要なのが【アート】の力
こちらの方がいいという自分の直観
もちろんベースとして根拠を探るのは言うまでもない
色々と検証を重ねた結果、均衡しているのであれば最後は直観
特に企業のトップの人には必要な力だと思う
理想としては【アート】【クラフト】【サイエンス】がそれぞれいる会社
ディズニーのウォルトとロイ、アップルのジョブズとジョン・スカリーのようにそれぞれが支え合う形がこれからの企業には必要だ
そしてこのアートの力は後天性
自分で磨くことができる
そしてアートはある種の言語だと僕は思う
だからこそ【サイエンス】【クラフト】の人たちもアートについて少しは学ぶべきである
文中に
”「理性」が「正しさ」や「合理性」を軸足に意思決定するのに対して、「感性」は「美しさ」や「楽しさ」が意思決定の基準となります。”
とある
【アート】と【サイエンス】
どちらの能力も高い次元で使える人が現在求められている人であり、【サイエンス】街道を突っ走ってきたマッキンゼーのような会社がアートを取り入れている理由である
言いたいことは
・自分なりの美意識を持ち、育てよう
・自分の中のアート(直観力・感性)を育てよう
ということ
<アクションプラン>
・文学を読んでみる
・何かしらのアートを始めてみる(パースでも書こうかな)