ChatGPT Proの盛り上がりを見て思うこと
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おはようございます。Web 3/AIプランナーの堺です。
ChatGPT Proが登場し、AI界隈が盛り上がっています。月額3万円という価格設定に驚く人も多いでしょう。私もその一人です。この盛り上がりを受けて、私が思うことを3つのポイントにまとめてみました。
ChatGPT Proは本当に必要なのか?
ChatGPT Proは、従来のChatGPTと比べて精度が向上し、推論機能も強化されています。確かに魅力的ですが、月額3万円を支払う価値があるのかどうかは、個々のユーザーにとっての「使いどころ」によって大きく異なります。
私自身は、現状では契約していません。理由はシンプルで、使いどころがないからです。ライティングや計算問題など、私の業務でChatGPTを使う場面はありますが、無料版や他のAIツールで十分対応できています。高精度な出力結果を求める場合でも、プロンプトエンジニアリングである程度の精度向上は可能です。
もちろん、AIを使いこなしている人にとっては、時間をかけて精度を高めるよりも3万円を支払う方が効率的かもしれません。しかし、そうでない場合は、他のツールで代替することも検討すべきです。重要なのは、自分の作業内容に最適なツールを選ぶことです。
AIツール選びで大切なこと
この1年間で、AIモデルはめまぐるしく進化し、新しいツールも次々と登場しています。ChatGPT Proの登場もその流れの一つと言えるでしょう。しかし、AIツールを選ぶ際に大切なのは、最新の技術に惑わされないことです。
どんなに高性能なAIツールでも、自分の作業内容に合っていなければ宝の持ち腐れになってしまいます。大切なのは、自分が普段活用しているもの、そして解決したい課題に対して、必要な機能が備わっているかどうかを見極めることです。
例えば、ChatGPT Proは高精度の画像やスライド作成機能は備えていません。もしこれらの機能が必要なら、別のツールを探す必要があります。動画生成AI「Sora」の登場も期待されていますが、現状ではChatGPT Proに動画編集機能はありません。
惑わされずにAIを使いこなすには
AIを効果的に活用するには、指示出しが重要になります。「プロンプトは不要」という意見もありますが、AIの出力構造を理解していなければ、最適な指示出しはできません。構造を理解することで、修正ポイントが明確になり、より精度の高い結果を得られるようになります。
そのためにも、プロンプトエンジニアリングのスキルは不可欠です。AIツールを使いこなすには、単にツールを使うだけでなく、その仕組みを理解する必要があるのです。
AIを取り巻く環境は常に変化しています。だからこそ、最新情報に惑わされず、自分のニーズに合ったツールを選び、適切に指示を出すことが重要です。もしツール選びに迷う場合は、専門家に相談してみるのも良いでしょう。
自分にとって最適なAI活用方法を見つけることが、生産性向上への近道です。
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