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人にやさしい組織マネジメントフェスタ #01に参加してきました

基調講演1 指示嫌いのマネジメント経験の果てでのマネジメント3.0との出会い

Management3.0の訳者の藤井さんの講演です。
ご自身が指示されるのが嫌いだったところから、マネジメントでも指示したくない、と言う発想になり、それを軸に生きてきた藤井さんの首尾一貫としたお話はとても楽しく、ワクワクするものでした。
海外のマネージャを知った際に日本の企業は「日本人の勤勉さに寄りかかってる」と感じたそうで、よくわかるなぁと思いました。今スタートアップで働いているけど、それでも時々勤勉さに寄りかかった発言に出会うことがありますね。「勤勉さに寄りかかること」が間違っていることを言語化して教えていただきました。

基調講演2 人にやさしいって何だろう?Management 3.0と私のマネジメントジャーニー

マネージング・フォー・ハピネスの訳者の寳田さんの講演です。
が、子供の習い事の付き添いであまりちゃんと聞けませんでした。
聞けなかったけど、子供のスイミングの級が一つ上がりました。

We are powered by our People - 人や組織の変容を加速させる最先端の取り組み

日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社の有路さんの事例紹介です。
「人を大切にする」考え方がしっかり組織の制度に組み込まれていて、働いている社員の納得感がありそうで、素晴らしい会社だと思いました。
コーチングを会社が積極的に導入していたり、チームメンバーにマネジメントを理解してもらうように努力していることも含めて、一貫して社員を大切にしていることが伝わるお話でした。

「強くあたたかい組織・コミュニティのつくり方」

NPO法人CRファクトリーの呉さんの事例紹介です。
理念共感・自己有用感・居心地の良さ、がコミュニティに重要な要素と言うお話でした。向かうべき理念にメンバーがきちんと共感できることが大事と言うのは常に頭に入れておく必要があるなと思いました。(家族とかも)

入社時文化適応支援"カルチャーオンボーディング"のススメ

株式会社アカツキ culture部の小能さんの事例紹介です。え、culture部って?というのが、カルチャーショックでした。それだけアカツキさんが会社の文化を大切にしているのだと思いました。カルチャーを新入社員に浸透させるための様々な取り組みから感じ取ることができました。

研修から実践「自己肯定感を上げるFB」 

石井食品株式会社の齋藤 貴司さんの事例紹介です。
石井食品さんは「石井のオベント君ミートボール」の会社です。我々の世代はお世話になりましたね。
ハイミドル層が多いからファシリテーションって割と当たり前のような言葉を浸透させるのが大変というのが面白いなと思いました。
ファシリテーション研修を実施するだけでなく、一緒に参加すると言う手厚いサポートが素敵だなと思いました。そして、合わせて実践することをサポートすることを大切にしていて、実践することでそれが当たり前になっていく。会社を変えていくことは愚直に取り組んでいくことが大切なんだなと改めて感じました。

「結果の質」を高めるには、まずは「関係の質」から

ウイングアーク1st株式会社の山﨑 友藤さんの事例紹介です。
ムービングモチベーターズによる可視化の話でした。
動機付けの話の中で印象的だったのは内発的動機付けと外発的動機付けが2値の分類ではなくて、段階的に変わる話でした。いや、言われたらそうなんですけど、勝手に二つに分類されると思い込んでました。また、「自分にとって重要だから」「将来のために必要だから」の同一化的調整は外発的動機付けに分類されると言う誤解が自分の中にありました。
参考までにムービングモチベーターズのやり方を書いておきます。

  1. テーマを決める

  2. カードを優先度の高い順に配置する

  3. 充足している場合は左に不充足であれば右へ配置

  4. 配置したカードについて共有

動機付けが内発的か外発的かを可視化するのは、チームの状態把握にとても有効だなと思いました。今度チームでぜひやってみようと思います。

Joy,Inc. in Japan なぜ僕らは喜び(Joy)を中心にした企業文化を大切にするのか

クリエーションライン株式会社の安田 忠弘さんの事例紹介です。私が今文化の変化に取り組んでいて、焦っているところがあります。「落ち着いてゆっくりやらないといけないよ。」と語られている感覚でした。
クリエーションラインのツラかった時代のお話しをしていただきました。今のクリエーションラインのイキイキした皆さんの姿を見ていると想像できないほどひどい状況だったと言うのは、大きな衝撃でした。会社の状況を良くするために状況を良くするために安田さんが取り組んできたことや大切だと思っていたことを以下に書いておきます。

  • 場を作るのではなく、自らが率先して取り組まなければならず、「自分が笑い物にならなければいけない」

  • 続けることでフォローしてくれる人がいた。「続けることが大切」

  • 走り続けるのではなく、「立ち止まることの大切」「共通の知識を持つことが大切」

  • Joy,Incと出会った

  • Joy,IncのRich Sheridanさんの発表をRSGT2018で話していたように、自分の会社のことを嬉しそうに語れるようになりたいと思った

クリエーションラインさんの今があるのもRSGT2018が影響している、と考えると数年に渡る取り組みが必要なんだなと思いました。
喜びに満ちた職場で働きたい!

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