時間泥棒
他人の時間を無駄に使おうとする愚かな者がいる。
「1分だけ待って」と言っておきながら30分以上時間をかける。
約束の時間を守らずに相手を10分待たせる。
ちょっとした話のはずが、やたらと長くて話したいことが話せなくなる。
人生というものは人それぞれであるが時間が限られている。
80年であろうと100年であろうと、それは無常ではないのだ。
その中で人間というのは生命というものを消費していく。
自分の時間を浪費することは自分で決めたことだからなんとでもすればいい。
しかし他人の時間を浪費するということは時間泥棒に他ならない。
かといって何でもかんでも効率的にやれば何事もうまくいくとも限らない。
「時間通り」に到着しないことにイライラする。
何でもかんでも計画通りにいかないことに腹を立てる。
ゆっくりした時間を作れない。
浪費も消費もなくして効率だけを求めすぎて心に余裕がない。
これもまた、時間がとられて自分の心を貧しくした時間泥棒に他ならない。
時間泥棒というのは
他人の心にいるようで本当は自分の心の中にいるのかもしれない。
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