とれのさとが、熱い!
連休は、2日続けて石狩市にある産直
とれのさと、に行きました
目的は、ウドとアイヌネギです
産直の野菜を手に取ると
いつも見ている野菜が嘘のようで
力強く、勢いがあります
レタスなんかは
ビニール袋からはち切れそう
ですから、地元野菜が出始めるこの時期は
なるべく産直に足繁く通うのです
スーパーには出回らない
新しく交配した野菜も
いち早く並ぶので
それも楽しみの1つです
昔でいうと、ロマネスコという
ブロッコリーのツノ生えたみたいなヤツ
あれも数年前から産直で売られて
しだいにスーパーで売り出されたんです
ただ、人気がイマイチだったのか
今ではほとんど見られなくなりました
このとれのさとは、野菜はもちろんですが
石狩市は畜産業も盛んなので
ソフトクリームの販売や
ボリュームたっぷりの弁当
キッチンカーの出店もあったりして
特産品のサテライトとしても大人気です
特にソフトクリームは長蛇の列だとか
1日目
9:30オープンなので
9:25に到着、すでに駐車場はほぼ満車
なんと入口から長蛇の列が
これはおかしい
そんなはずはない
たかだか野菜に
彼らは何を求めているのか
思わず、画像手前のおばちゃんに
これは、何事ですか?
と、尋ねてみました
すると
おそらく、アスパラが目当てなんだと思う
との返答が
なーるほど、朝もぎアスパラを
昼に湯がいてマヨネーズと一味で
食べてやろうとしているわけですね
北海道は、アスパラの大産地でして
産直のアスパラは3Lサイズが
ゴロゴロしてますから
それはそれは食べ応えがあるんです
また足が早い野菜の代表でもありますから
朝もぎは、相当魅力なんでしょう
なーるほど、それでこの人だかり
9:30になるとなだれ込む人波の向こう
1番目立つ正面の棚にアスパラ様
気づけば
ババァとババァとババァとババァが
テントウムシの越冬みたいに群がって
アスパラを奪い合ってるではありませんか
俺はとにかく接近戦に弱くて
アスパラにも興味がない俺は
ただただもみくちゃにされて
アスパラの下の棚にある
アイヌネギとウドにまったく手が届かない
このババァ
ッく!ッぅか!にゅぉぉぉぉおおお
このくそババァ
心で散々威嚇しても
ババァどもには全く歯が立たず
戦後まもなく育ちは、体の作りが違うのか
俺の体はどんどん左の奥に追いやられ
何としたことでしょう
サニーレタス、買ってました
ババァとの戦いにいつも負けて
どこまでも哀れな山ちゃん👇
結局、その日は
アスパラの下の棚にある
ウドとアイヌネギをゆっくり拝めず
翌日
ババァとババァとババァとババァが
いないであろう10:40に再来
やはり駐車場はほぼ満車なのですが
店内は動きやすく
なんと、あれだけ並んでたアスパラが
残り2束となっていて
誰も手をつけない状態でした
(人間の心理を見た感じ)
アスパラ人気、凄ぇな
時期だけに、店では山菜が豊富でした
初めて見るものも多くて
店員さんが湯がいて食べたら美味しいよ
これも湯がいて食べたら美味しいよ
あと2袋だよ、なんて言いながら
忙しなく陳列棚にアスパラを補充してます
言ってしまえば、知られてない山菜とは
この春先に生えてくる
食べられる雑草ってことでしょう
どれもこれも湯がけばいいんだ
と、笑っちゃいました
あずき菜は、びっくりすることに
豆の匂いがするんです
天ぷらにするとよく分かりますが
俺の中での、山菜の女王的立ち位置で
他とは別格なイメージです
行者菜は、餃子のタネみたいな
ハンバーグにして冷凍かけました
アイヌネギは醤油漬け
この漬かった醤油を
チャーハンやラーメンに入れたり
夏に青唐辛子をこの醤油で漬けたり
用途はさまざま
肝心の漬かったアイヌネギは
捨てちゃうことが多いんだよなぁ
山ウドは、もちろん天ぷらです
まぁ、山菜は食べなくてもいいんだけどさ
毎年こうやって
長き冬の終わりを謹んで祝うわけですよ
儀式、儀式
じゃーねー