情熱に、届かない
世界中の人たちから愛されている
日本のラーメン
国内津々浦々、開発が進みまくって
もはや終わりが見えなくなってきている感
ありませんか
アゴだシャケだと
魚介を使い出し
つけ麺だなんだと
とろみのあるスープにしてみたり
以前、冷たいラーメンというメニューがあって
冷やしラーメンですか?と聞いたら
いいえ、普通のラーメンを
冷たくしたものです、と返答あり
この店には2度と来ない、と
硬く誓った覚えがあります
ひと昔前は
ラーメンブロガーなる人たちが
ブログを通してケチをつけたり
新商品を提案したりする事態に
なったこともありました
ラーメンへの情熱が過ぎて
自分の立ち位置すら
分からなくなってしまったのです
内地の方々が
袋麺はサッポロ一番で
やっぱ味噌だよな、と言います
※内地とは
北海道の人たちは、本州を内地と呼びます
自分たちは外地に住んでる認識なんです
この世に袋麺は
サッポロ一番しか要らない
くらいの情熱を持ってる人までいて
塩だ、ましては醤油だとのたまうと
信じられん、と
非国民扱いする輩までいる
サッポロ一番との
思い出話まで語りだす始末です
あの情熱は、凄まじい
一方、サッポロ一番と言うくらいだから
北海道の人たちこそ
サッポロ一番味噌ラーメンを
愛しているんだろう
と思いこんでるようですが
サッポロ一番を食べてるって言う人の方が
少ないような気がします
そもそもスーパーに売ってない
北海道の人たちが愛する袋麺は
マルちゃん醤油ラーメン
これがスタンダードな気がする
パッケージには申し訳なさそうに
時計台が描かれているので
俺は46歳まで
このマルちゃん醤油ラーメンが
サッポロ一番だと思っていました
そもそも
そこまで袋麺に執着したことないです
作るのめんどくさいな、とか
非常食を食ってしまおう、とか
そんな時くらいしか
食べようなんて思わないので
サッポロ一番愛好家たちの
あの情熱にも、まったく届かないのです
ちなみに
俺が好きな袋麺は
この↓ニ夜干しラーメンの旭川醤油味
この袋麺は、麺を茹でたお湯を
そのままスープに使える
という画期的な袋麺なのです
また、麺が絶妙にコシがあって美味い
通販でバンバン売ってますので
ぜひ一度、ご賞味あれ
雑誌なんかで
札幌は味噌ラーメン
函館は塩ラーメン
旭川は醤油ラーメン
とか言われるもんだから
旭川行ったら
醤油食べなきゃダメなんじゃないか問題
これは、内地の人の思い込みです
どの街の店にも
味噌塩醤油ありますし
どの味も、遜色なく美味いです
この街に対する情熱も
なかなかのものですね
札幌には味噌ラーメンの大御所
すみれ
という有名店があるのですが
そうとは知らずに
客が次々と味噌ラーメンを頼んでる中
醤油ラーメン、と言ったら
え
周りのチラがクサリと刺さりましたが
なんのなんの
めちゃくちゃ美味かったです
いいんですよ
札幌で醤油ラーメン食べても
(笑)
じゃあ、山ちゃんオススメの
札幌ラーメンはどこだ?
と言われるでしょうが
どこも美味いんで
これと言うところが思い浮かばず
札幌に来る際はご連絡ください
その情熱度合いと好みを聞いて
良さそうなところを紹介します
とまぁ、袋麺から始まり
ご当地ラーメンに発展し
俺のラーメン愛は
内地のラーメン愛好家たちの
情熱には、ほど遠い
という話でした
最後に、山ちゃんが
この世で一番好きな曲をご紹介して
しめたいと思います
松任谷由実
情熱に届かない〜don’t let me go
実はこの曲を紹介したかっただけ
という
(笑)
ありがとうございました