就活は正直に、ありのままに。
就活をもっと面白く。
人材系ベンチャー企業で就活支援を1年
「自己分析2.0」というテーマでTEDxYNUに登壇
エンタメ系中小企業で採用担当2年目
の僕が”就活エンタメ化計画”という夢を掲げて、
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正直に話して良かったな。
「バイトリーダーとして大切にしてることは?」
とある企業の部長さんに面接でこう聞かれたことを今でも鮮明に覚えてる。
「僕はお客様のことは全く考えてなくて、いかに後輩たちに仕事を楽しんでもらうかしか考えてません。後輩たちを楽しませれば、後輩たちがお客様のことを考えてくれるから」
当時の僕はこのまんま答えたんですけど、
正直こう答えるかは少しだけ迷いました。
"お客様のことは全く考えてなくて"って何だか印象が悪くなりそうだから。
でも僕はすぐ顔に出ちゃうタイプなので嘘がつけなくて、そのまま正直に話すという選択肢しかなかった。
面接が終わって"やらかしたかな..."とちょっと反省しながら帰ってると携帯が鳴ったんです。
連絡はその会社で働いてる大学時代の先輩から。
その先輩は僕の面接をしてくれた部長のいる部署で働いてて、
「部長が話しかけてくることなんか滅多にないのに、あんたのことむちゃくちゃ良かったって話かけられたよ」
という報告で、まさかの僕の予想と正反対の反応でした。
正直に話して良かったんだ。
いま思えば就活は"良いか悪いか"じゃなくて"合うか合わないか"だって理解できるんだけど、
当時の僕は、就活は合うか合わないかだって頭では分かってても、とはいえ...という感じだった。
でもこの一件があって、自分のありのままを正直に伝えていいんだって確信した。
その部長や会社とは合ってたんだろう。
他社の面接で「お客様のことは全く考えない」なんて言ったら、即アウトになる会社もあると思う。
でもそれでいいと思う。
僕の想いや考えがちゃんと伝わった上で、会社と合うか合わないかを判断した結果なら。
むしろ不採用になったってことは、僕じゃ分かり得なくて、長年働いてるからこそ分かる人が、あなたはうちの会社に合わないからやめときなって教えてくれてるんだって思うようになった。
どれだけ業界研究しても、どれだけ企業研究しても、やっぱり働いてみないと分かんないこともたくさんある。
だから、ちゃんと自分のことを伝えて、最終判断は相手に任せるしかない。
だからこそ、正直に。ありのままに。
その方が無理に暗記する必要もないから、面接でもスラスラ喋れそうだしね!
今回は以上!