「今日の1曲」2024.10.26 - 11.01
10月26日(土)
今日の1曲は1960年代後半、アメリカのサイケデリック・ロック系バンドによるヒット曲の1つです。
1965年にデビューしたバンドでしたが、今日の曲は、そんな活動の初期に書かれた曲だったそうです。曲のクレジットはバンド・メンバー全員となっています。彼らの3枚目のアルバムに収録されたのですが。
実はバンド・メンバーはこの曲を改めてレコーディングすることに抵抗を示していたそうです。結局、レーベルの意向によってレコーディングされ、全米No.1のヒットになるのですが。
1968年のリリースのヒット曲を、19時ごろに。
【Hello, I Love You (1968)】
ドアーズの3枚目のアルバムからのヒット・シングル。彼らにとっては「ハートに火をつけて」以来の全米No.1でした。ドアーズの活動の初期の頃に書かれた曲で、メンバーはいまさらこの曲をレコーディングするのには否定的だったという話も。
10月27日(日)
今日の1曲は1960年代後半、アメリカのヒット映画の主題歌。当時人気だったソウル/R&B系の女性シンガーが歌っています。
この女性シンガーは当時、あるソングライティング・チームの曲を頻繁に歌っていましたが、今日の曲は別の人の曲です。曲のプロデュースには、そのチームが担当しているようですが。
作詞・作曲は後にクラシックの世界で巨匠の一人となる作曲家/ピアニスト/編曲家と、彼の当時の妻が担当していました。全米チャートトップにはわずかに届きませんでしたが、ゴールド・ディスクになっています。
1968年のヒット曲でした。19時ごろに。
【(Theme from) Valley of the Dolls (1968)】
ヒット映画(邦題『哀愁の花びらたち』)の主題歌。作詞・作曲はアンドレ・プレヴィンと当時の妻のドリー。ミリオン・セラーでしたが、チャート1位に「恋は水色」や「ドック・オヴ・ザ・ベイ」がいて2位止りだったそうです。
10月28日(月)
今日の1曲は1970年代前半の、イギリスのグラム・ロックを代表するバンドによるヒット曲の1つです。
全米チャートではあまりヒットしませんでしたが、本国のイギリスでは1位を獲得。日本でもかなりヒットして、ラジオではかなり頻繁に流れていた記憶があります。
この曲、人の名前がタイトルになっていますが、どうもこのバンドのリーダーの関係者のあだ名から取られているようです。たよりにしてるよ的な感じで。何をたよりにしてるかは知りませんが(クスリ系との話も……)。
1972年のヒット曲でした。19時ごろに。
【Telegram Sam (1972)】
T・レックスのヒット曲の1つで、彼らの7枚目のアルバムからのシングル。14週連続全英チャート入りし、最高位1位を獲得しています。作詞・作曲は例によってマーク・ボランで、タイトルは彼のマネージャーのあだ名から取られているそうです。
10月29日(火)
今日の1曲は1970年代前半、アメリカ、ニューオーリンズの男性シンガーソングライターによるヒット曲……のカバー・バージョンです。
オリジナルを歌ったのは、ニューオーリンズのジャズやブルーズ、ファンク、ソウル等の音楽をブレンドしたスタイルで人気だった人で、今日の曲は全米トップ10入りして彼の最大のヒットになっています。
今日のバージョンはその曲を1990年代に、アメリカの男性ブルーズ・ギタリスト/シンガーと女性ギタリスト/シンガーがコラボしたもので、ヒット映画のサントラに使用されたものです。
オリジナルは1973年のヒット曲。1990年リリースのバージョンで、19時ごろに。
【Right Place, Wrong Time (1990)】
オリジナルは1973年の Dr. ジョンのヒット曲で、全米9位になっています。この B.B.キングとボニー・レイットによるカバーは、メル・ギブソンとロバート・ダウニー Jr. の主演映画『エアー★アメリカ』のサントラに使われています。
10月30日(水)
今日の1曲 も1970年代前半の曲……のカバー・バージョン。オリジナルはアメリカの人気ロック・バンドによるヒット曲でした。
このバンドの3枚目のアルバムからのシングルで、彼らとしては最初の全米トップ10入りを果たした代表曲。いまでも人気がありセッションなどでもよく演奏される曲でもあります。
今日のバージョンはその曲を1990年代にイギリスの女性ポップ・グループがカバーしたもので、イギリス他ヨーロッパではそれなりにヒットしました。共演しているバンドがちょっと意外かも。
オリジナルは1973年のヒット曲。今日のバージョンは1991年のリリース。19時ごろに。
【Long Train Running (1991)】
オリジナルはドゥービー・ブラザーズ1973年のヒット曲ですが、バナナラマはこのカバーを5枚目のアルバムに収録。なんでも、アルバム用にもう1曲足りないので、レコーディングしたとか。聴けばすぐにわかりますがジプシー・キングスとの共演。
10月31日(木)
今日の1曲は、1970年代前半のアメリカのハード・ロック・バンドによる大ヒット・ナンバー……のカバー。別のHR/HM系バンドによるカバーです。
オリジナル・バージョンは、そのバンドの7枚目のアルバムのタイトル・チューンで、シングル化されて全米No.1を獲得、彼らの代表曲になりました。
今日のバージョンはその曲を2000年代に入ってアメリカのグラム・メタル系のバンドがカバーしたもので、彼らのデビュー20周年記念のアルバムに収録されました。
オリジナルは1973年のヒット曲。今日のバージョンは2006年リリースのアルバムから。19時ごろに。
【We’re an American Band (2006)】
オリジナルは、グランド・ファンク・レイルロードによる1973年の全米1位を獲得したミリオン・セラー・ヒット・ナンバー。ポイズンは彼らのデビュー20周年記念のコンピレーション・アルバムにこのカバーをレコーディングしています。
11月1日(金)
今日の1曲も1970年代前半のアメリカのロック・バンドによるヒット曲……の2000年代に入ってのイギリスのミュージシャンによるカバーです。
オリジナルは、サンフランシスコを拠点としたロック・バンドによるもので、彼らの8枚目のアルバムからのシングル。全米1位を獲得するヒットでした。
この曲、イギリスでは70年代にはヒットしなかったんですが、CMに使われ1990年になってヒットするということがあり、それが今日のカバーに繋がったのかもしれません。カバーしてるのはエレクトロニック系の人なんですが。
オリジナルは1974年のヒット曲。今日のバージョンは2005年リリースでした。19時ごろに。
【The Joker (2005)】
オリジナルは1974年のスティーヴ・ミラー・バンドによる全米1位を獲得したヒット・ナンバー。ファットボーイ・スリムによるこちらのカバーは、彼の4枚目のアルバムに収録されており、ブーツィー・コリンズがヴォーカルでゲスト参加しています。