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MBAの食堂事情と食の大地中国

パイロット記事4本目〜

CEIBSで学生をしていた際、生徒会が発足され選挙で選ぶのだが、どの年の生徒会も公約するのが食堂の品質の向上である。そしてどの年も言われるというのは、改善がそれほど進んでいないということでもある笑

実際、上海はワイマイと言われるUber Eatsを先行したフードデリバリーサービスが流行っているので、別に食堂が不味くてもあまり困らない。ただ授業中にこっそりスマホでアプリを開いてデリバリーすれば、お昼時に食事が届くという何とも近未来な食文化が2017年ごろからすでにあった。ただ種類が豊富なので、一度見始めると決められず授業に集中できないということも。

話はそれたが、ある時、そんな食堂のメニューを改善すべく、生徒会がアンケートを実施した。Wechatのプログラムを使ったアンケートなので、簡単にすぐに投票できる。クラスメイトと一緒に開き、質問項目を見ると、
「あなたが食べたい、食堂に提供してもらいたい料理は何料理ですか?」と英語で書いてあった。これは、ついに本格的な改善が来た!と。

CEIBSは、他のMBAスクールと同じで、国際色豊かな生徒がいるので、例えばベジタリアンの生徒は食堂のメニューに困っていたり、欧米から来た生徒は、それほど中国料理を得意にしていなかったので、ピザをオーダーしたりしていた。実際、China Europe International Business Schoolなので、食堂も国際化を進める必要があった。

同じく外国人の友人とさぁ何を回答しようか、やはりイタリアンか!?タイ料理か!?作れるのか!?と思いつつ記入しようと思うと以下の選択肢がご丁寧にあった。

・東北菜
・湖北菜
・広東菜
・雲南菜
・以下省略。。

そうじゃねー!!全部、中国料理やんけ!!ということで、アンケートは辞退した笑。実際、中国来て最初の一年ぐらいは、地理も頭にろくに入っておらず、中国料理の違いも、四川料理は辛いぐらいしかよくわかっていなかった。

今は、割とわかってきて、個人的には、東北料理(写真のもの)、広東料理、雲南料理、新疆料理が自分の好みであり、一方で、上海料理は甘めであまり好みではなく、重慶火鍋などは食べると即死確定。なので、今ならあのアンケートに、きっちりと答えられる笑 

この前、久しぶりにキャンパスに行ったが、食堂は変わらない味をキープしていた。今年のバッチも、きっと生徒会選挙を行い、食堂の改善を公約にかがげることでしょう〜




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