人生を楽しむコツは積み重ねること
久しぶりに夫婦関係以外の話。
本当はこういう話をnoteに書きたいのだけれど、普段の生活で頭の中心にあるのが夫婦関係だったので、書けずじまいだった。
きっかけは11月上旬の野球
プロ野球チームの横浜DeNAベイスターズが日本シリーズにて、福岡ソフトバンクホークスに勝利し、日本一となった。
普段は全く野球を見ない(それどころかスポーツもオリンピックをかろうじて見るレベル)のだが、地元の野球チームが今すごいことになっているということで、「どれどれ」という感じでテレビで見ていた。
野球をほとんど見ない自分でも、ベイスターズはそんなに強くないということはなんとなく聞いたことがあった。
そんなベイスターズが本当に優勝したのだ。
聞けば優勝したのは26年ぶりらしい。
地元の球団が優勝したのは普段見ないミーハーの自分であっても嬉しかったが、ずっと応援していたファンの人達はそれはもう絶頂モンだったと思う。
調べてみると、ただ単に久しぶりに優勝しただけの話ではなく、ここに至るまでのエピソードがあるらしい。
ベイスターズが優勝に至るまでの経緯
詳しくは書かないが、26年前に優勝した時に投手をしていたのが、現在監督をしている「ハマの番長」こと三浦大輔監督であり、現役時代は他の球団にお誘いを受けながらも「自分は生涯横浜だ」と言ってベイスターズを貫いたらしい。
ただ、26年ぶりの優勝というのが物語っているように、ベイスターズは元々強い球団ではなく、昔はホームの球場で試合をしても人がまばらにしか集まらないような人気だったとのこと。
それをDeNAの買収をきっかけに立て直しが図られ、地元に愛される球団となり、強くなかったチームも三浦監督の二つ前の監督が蒔いた種が少しずつ実り始め、ついに三浦監督の代で花が咲いたのだ。
(ベイスターズファンの方、もし間違っていたらすみません。)
この様子をずっと見守ってきたファンからすれば、今回の優勝はもう最高でしかないだろう。
この記事のタイトルにある「積み重ねること」とはこれのこと。
ずっとファンをやってきたからこそ味わうことができる感動がある。
好きなバンドの結成20周年
ベイスターズについては自分はにわかの立場であるが、この話を書くにあたってのきっかけがもう一つあり、それは自分自身がファン当事者だったものがある。
今年は自分が高校生の頃から好きなロックバンド
UNISON SQUARE GARDEN
の結成20周年イヤーなのである。
一番有名な曲、「シュガーソングとビターステップ」がそこそこヒットしたので、知っている人は知っているが、このバンドが好きと言ってもよく知っている人に出会うことは滅多にないようなバンドである。
自分が高校生の頃からなので、大体12年間くらい、ずっと追い続けている。
どんなアーティストやバンドも、長年やっていればそこに至るまでのいろいろな経緯があると思う。
それをファンの立場からずっと見守ってきたからこそ、得られる感動がある。
今年の7月24日にバンドの20周年を記念したライブが日本武道館で行われたのだが、もう気持ちは「おめでとう」と「ありがとう」である。
ここまで自分を離れさせない魅力的な音楽をずっと作ってくれて、かつ辞めないでいれてくれて。
人生を楽しみにする積み重ねとは
と、まあ2つの例を書きましたが、「ファンとして長年見守る」という積み重ねがあったからこそ得られる感動があったという話です。
ただこの話は何かのファンを長年やるというものに限らないな、とは思っていて。
小さなことでも辞めずに積み重ねていくことで、辿り着ける喜びや楽しみっていうものが人生にはあるなってことです。
少年ジャンプで連載していた「僕のヒーローアカデミア」も連載当初からずっと読んでいて、今年完結した時の感慨っていうのもずっと読んできたからこそであって。
なんとなくでも続けられるものがあれば、続けるとその先に人生を豊かにする良いことがあるかもって思いました。