1人で過ごす休みの日
1人で過ごさない休みに日がほとんどない。誰かと約束して待ち合わせして出かけた休日が,今年何回あったことだろう。数え切れるほどだろうなと思い返してみると,1件も思い出せないからなかったのかもしれない。
とりあえずごろごろする日,後悔とともに身体を起こす。そして,とりあえず動き出す。思い描いていた休日は送れない。それでも何もしないよりはましだと思って,外に出て何かをする。気がつけばすぐに夜で,またやりたいことができなかった気がする。冬は特に寂しさしか残らない。
出会い系アプリが苦手すぎて,もう2度とやろうとは思わない。いつになっても1人は1人のままだ。いつか誰かと出会うだろうと夢想して,死んでいく未来がよく見える。私の魅力ってなんだろうか。
旅に出る時はとにかく早く動き出す。早朝からの移動が好きなのだ。街がまだ眠っている間に,日常から遠くへ逃げ出すように進んでいく。辿り着いた先では,お昼が始まろうとしている。ごろごろ過ごして後悔をしている私のような人たちがふらふらと出てくるような光景が見られる。日常から逃れた先にも当然別の日常がある。以上は私です。
大自然の中に1人佇む以外は,他人の日常へ,私が異常として入り込むだけだ。やがてそこの日常になるかもしれないし,もう2度と訪れないかもしれない。
喫茶店でぼーっとしていたら,寝ていた。読みかけの本はどこまで読んだのかわからない。この一文は読んだような気もするし,まだ読んでいないような気もする。もう一度読んでみるけど,意味は入ってこなくてもう一度うとうとしてしまう。
思いつくことを思いつくままに書き起こしていく。それは誰に向けたものでもないし,特に意味を持っていない。でも,どこかで誰かが読んでいて,何かしらの感情に影響を与えたりしていたら面白い。
とりあえずさ,せっかくの休みなのに,予定を入れてしまったのに,明日中にやらなきゃいけない仕事がずっとひっかかっていて,ただのストレスでしかない。そしてこの状態があと1ヶ月続くのだ。その先のことは考えられない。