よこち

ITエンジニアです。技術以外のことを書きます。骨髄バンクドナー登録済み。 技術ブログは https://tekunabe.hatenablog.jp/

よこち

ITエンジニアです。技術以外のことを書きます。骨髄バンクドナー登録済み。 技術ブログは https://tekunabe.hatenablog.jp/

最近の記事

「練習」してますか?

大人になって「練習」をすることが極端に少なくなったなぁと、今頃思いました。 練習ですぐに連想するのは、学生の時に所属していた運動部のことです。例えば、バドミントンのダブルスのショートサーブをすごい反復して練習していたことです。 まずは先輩に教わり、型のようなものができて、一人で練習できるようになったら繰り返します。時々、先輩や顧問の先生が見てておかしいところがあれば注意してくれました。 ショートサーブはとても苦手でしたが、それでも練習を繰り返すことでしかうまくはならない

    • モチベーションの源泉を他人に求めない

      いっつも思ってるのですが、上記で紹介している動画を見て改めて思いました。 例えばブログを書く理由。私は自分のために書くのが一番大きな理由です。 もちろん、他人に読んでもらえたり、さらに良いフィードバックをいただけるのは大変ありがたいです。書いたかいがあったなとも思います。 ですが、他者はコントロールできません。コントロールできないところにモチベーションの源泉を求めて、依存してしまうと、とても不安定になってしまいます。 「せっかく書いたのに読んでもらえないなぁ・・」「全

      • その言葉を誰に向けるのか

        ネットやビジネス書、同僚や上司などから、さまざまな「良い言葉」を得ることがあります。 そのようにして得た良い言葉を、自分に向けるのか、他者に向けるのかによって大きく影響が異なると思っています。 例えば「主体性が大事」。 自分を律するために自分に向けて使うのは特に問題ないでしょう。 しかし、他者に向けるとなると少々事情が複雑になります。状況や関係性などの要素によって異なるとは思いますが、リーダーシップやマネジメントを放棄している、言われた側が感じてしまうかもしれません。

        • 謙遜による巻き込み事故

          どこかで聞いたことがあるフレーズではないでしょうか。これっていろんな方向によくない言い方かなと思っています。 すべての方向に言及できるほど視野が広くないのですが、特定のカットで感じることとしては、すでにカメラオンにしてるおじさんが気まずくなってしまう気がします。あぁ、なんかごめん・・・みたいに。 これは、カメラがどうというシチュエーションに限りません。 自分が持っている1つの属性を引き合いにして謙遜する時は、結構注意が必要なのではないかなと思います。引き合いにした1つの

          サステナビリティとホテルのアメニティ有料化

          先日宿泊したホテルでは、無料のアメニティが歯ブラシのみでした。SDGs、サステナビリティへの取り組みの一環とのことです。 その他のアメニティは持ち込むかフロントで「アメニティセット」を買うかたちでした。私は確認不足で何も持っていなかったのでアメニティセットを買いました。 セットなので中身を確認すると、私が使用しないものも含まれていました。自転車だったので荷物をあまり増やせなかったこともあり、使わなかったものはそのまま部屋おいていってしまいた。 さて、私の行動はどうだった

          サステナビリティとホテルのアメニティ有料化

          「クローズできる人になれ」

          もう10年以上前になりますが、ネットワークエンジニアとして転職活動をしているとき、転職活動終わるかどうかくらいのタイミングで、とあるエンジニアとお話する機会をいただきました。 どんなスキルが今後必要かという相談をしました。 このようなアドバイスをいただきました。今でもこのアドバイスは大切にしています。 やや記憶が曖昧になってしまった部分もあるのですが、確かサポートへの問い合わせかなにかの文脈だった気がします。 今ではやや拡大解釈をして、クローズの対象を「課題」「iss

          「クローズできる人になれ」

          きらきらエンジニアへのあこがれと、目に見えるものと見えないもの

          SNSではきらきらしたエンジニアの活動をよく見かけます。自分にはできないし、すごいなぁとシンプルに思います。 だからといって、それができない自分に必要以上に卑屈になってもいけないし、逆にちょっときらきらに近づけたとしても浮かれてもいけないなと思っています。 そのあたりを、自分が立ち止まる目的で整理してみます。 見えるものと見えないもの「見かける」と言ってるくらいですから、まず目に見える事象です。当然目に見えないものもその裏、その下にあるはずです。 ピラミッド型にしてい

          きらきらエンジニアへのあこがれと、目に見えるものと見えないもの

          技術力に伸び悩んだときに別のことで満たされてしまう自分の癖について

          もう最近はあまり感じることはなくだいぶ久しいのですが、純粋に技術力の伸びを感じているときは、それ自体で満たされていました。 しかし、私の場合はずっとそういう時期が続く訳ではありません。特にここ数年は伸び悩んでいることが多いです。非常に多いです。 何かのきっかけで急に気がついたのですが、私はこういうとき別のことで満たされてしまう癖があることに気が付きました。 たとえば、自分が知っていることを誰かに教えることです。これは、すでに自分の手元にあるものできます。つまり新しいイン

          技術力に伸び悩んだときに別のことで満たされてしまう自分の癖について

          小説をおすすめするときの3つのポイント(ポッドキャスト「喫茶クロスロード」を聞いて)

          本好きな方々が話されている「喫茶クロスロード」というポッドキャストを聞いています。 直近の回は "#48 キサクロ流「推し本紹介術」小説編" 。 番組では、おたよりを通じておすすめの本を教えてほしい、とよく案内されてす。本簡単な形式でもいいかのでお気軽に〜、というのが基本のスタンス。とはいえ、送る人の立場で考えると、テンプレート的なものがあると助かるるという面もあります。 この回では小説をおすすめ本を紹介するときに入れると良い要素が紹介されていました。その内容が興味深く

          小説をおすすめするときの3つのポイント(ポッドキャスト「喫茶クロスロード」を聞いて)

          老後を見据えた趣味選び

          あまり趣味が多い人間ではないと思うんですが、年齢を重ねるうちに老後を見据えて何種類かの趣味を持っていると良いかなと思い始めました。 なお、科学的、医学的な根拠はなくあくまで個人が勝手に考えているだけです。 体を動かす趣味やっぱり体を動かす趣味は持っていたいなと思います。学生の頃は運動部でしたが、社会人になって体を動かす機会はめっきり減りました。自分で機会を作らないとだめですね。 長く続けるには、自分に合っていることはもちろん、「怪我をしにくい」のもポイントになるかなと思

          老後を見据えた趣味選び

          骨髄バンクから2回目の適合通知が来てからコーディネート中止まで

          私は、急性骨髄性白血病になった親族がいたことがきっかけで、日本骨髄バンクにドナー登録をしています。 患者さんの白血球の型と自分の型が適合すると、骨髄バンクから「適合通知」が来て、提供の意思があるかなどを答えます。 この「白血球の型」は、A型やB型のようないわゆる血液型とは異なり、もっと細かく分かれているため、適合する確率も低いです。 登録して6年ほど経ちますが、これまで2回適合通知が来ました。1回目は登録して数カ月後だったのですが、電話での問診的なものの段階で私の体調的

          骨髄バンクから2回目の適合通知が来てからコーディネート中止まで

          アウトプット、社外にするか?社内にするか?

          ブログによる技術的な内容のアウトプットをしていますが、ブログという性質上、オープンな場所、つまり社外にアウトプットしていることになります。 もちろんコンプライアンス上、社外でも大丈夫な内容にしていますが、果たして社外にアウトプットするのが常に正義か?と考えることがありました。 社外アウトプットだけが正義と思っていた頃せっかく書くのだから、ほんの僅かな確率でも誰かの役に立てば良いと思って、基本的に社外に書いています。情報の流通量が多いほうが価値が出ると思っていました。 社外

          アウトプット、社外にするか?社内にするか?

          年を取ってうまく立ち回れてる気がするときに立ち止まって考えたいこと

          こんな私でも、なんだかんだ経験積んで年取って「うまく立ち回てる気がする」と勘違いする時があります。大抵はそんなことはないので、立ち止まって考えたいちょっとしたことをまとめます。 まっとうな意見を言えるようになった のではなく、周りが気をつかって否定しないようになった 年下ともうまく話しができている のではなく、周りが気をつかって話をしてくれるようになった ファシリテーションがうまくできるようになった のではなく、周りが気をつかって回してくれるようになった。そもそも

          年を取ってうまく立ち回れてる気がするときに立ち止まって考えたいこと

          タスクを宙に浮かせる魔法

          昔の苦い経験として、上司がやると思ってたタスクが実は私がやるべきことだった、ということがしばしばありました。タスクの担当者が宙に浮いている状態です。 こうなってしまいがちな言いっぷりがあるような気がするのでまとめます。いずれも、一般論ではなく私個人の狭い範囲の経験からくる話です。 「〜しましょう」「やりましょう」たとえば以下のようなのようなやりとりです。 A「〇〇は△△にしたほうがいいと思うのですが」 B「いいですね、やりましょう!」 この場合、担当者は誰でしょうか。

          タスクを宙に浮かせる魔法

          「一本」がダメなら「合わせ技一本」でいく

          「なにか一つ、自分はこれだというものを持っていろ」 先輩や上司にこんなことを言われた方はいるかと思います。 私自身も似たようなことは言われたこともありますし、見聞きもしました。そこまで強く意識はしてなくても、なんとなく「こっちよりはこっちかな」みたいな思いが、自分の中でできた頃がありました。 しかしあるとき、触れる世界が少し広くなると、自分の小ささや弱さに気付かされます。「自分はこれだ」と思っていたことでも、その分野でももっとすごい人というのは大勢いるものです。 柔道

          「一本」がダメなら「合わせ技一本」でいく

          2023年の色々ふりかえり

          最近このタイミングで書いてるいろいろなふりかえりを書いていきます。 エンジニア・お仕事モチベーションの波 毎年ちょこちょこモチベーションが下がるときがあるので、これ自体は受け入れていました。しかし、今年は低下するタイミングの間隔が短く、一度低下すると復活するのに時間がかかる事が多かったです。これも受け入れるしかないかなぁと思っています。 低下しているときは、何もかも無気力というわけではなく、趣味とか他のことにしか脳みそのリソースを割けないようなイメージです。全体のキャパ

          2023年の色々ふりかえり