ブラックパンサー (2018)感想

ブラックパンサー (2018)感想


⭕チャドウィックボーズマンに捧ぐ


🟦もしアフリカに鎖国国家があったら


▲作品賞 ノミネートもの


○キルモンガーというヴィラン


◻️なぜ?ワカンダフォーエバー?


▼賢い者は橋をかける 愚か者は壁を作る



 2022年11月11日ワカンダフォーエバーが公開されたが、内容は国王ティチャカ亡きワカンダの話が展開される非常に思い内容でありますが。今回紹介するのはその前作であるブラックパンサーの感想ですけど、今亡きチャドウィックボーズマンには感謝しかないです。


 ブラックパンサーが始めて登場したのは、2016年に公開されたキャプテン・アメリカシビル・ウォーからであるが、彼はその時から癌(がん)(大腸がん)が進行していたらしく、それでも国王を演じていたからまさに、ヒーローでありますね。


 ブラックパンサーの世界観で重要なのが、

ワカンダと呼ばれるアフリカの鎖国国家から始まる本作は架空だが、アフリカ系のプロフェッショナルが終結した結果、ワカンダという国がリアルに感じられましたね。


 未来都市と過去の遺跡やアフリカの文化が混じり会うワカンダ。まさに、理想郷でもありますね。

そして、ワカンダの夕日も国王がおっしゃっていた通り世界一美しいなと感じますね。そのシーンが感動的だなと思います。


後編


 この作品は、第91回アカデミー賞において、史上初のアメコミ映画かつスーパーヒーロー映画として作品賞にノミネートされたり、作曲賞・美術賞・衣装デザイン賞の3部門を受賞しましたから歴史に残るような作品であることは間違いないですが。

 

 なんで、ワカンダフォーエバーという掛け声だったのかは多少疑問に残りましたが、多分分かりやすくするためにもフォーエバーにするしかなかったのかなと思うのは分かりますけど、イバンベというコサ語(南アフリカの公用語)で良かったのかなと思いましたね。


 意味は、「最後までやり抜く、敵を倒す」で「やってやるぞ!」「敵をぶっ倒すぞ!」でもあるから使われるのが難しかったのかなと思いますね。

フォーエバー(英語)の意味も永遠に、永久にというらしいですけど、それでもコサ語が良かったなと思いましたね。


 ヒーロー映画には、ヴィランが付きものですが

今回のヴィランは、キルモンガー(エリック・スティーブン)といういかつい名前ですけど、彼はなんと国王のいとこで先代国王の弟の息子らしいですから驚きですね。 


 なぜ、おいてかれたかと言いますとその弟アメリカに住んでそれで身近に見た理不尽な世界を変えたいがために、ワカンダの資源であるヴィブラニウムをヴィランであるユリシーズ・クロウの手を借りて

盗んだので、先代国王が弟をワカンダへ連行しようとした時に殺してしまった。


 キルモンガーは、その復讐と理不尽な世界を変えるためにワカンダに行き国王になるのが目的ですが、そう思いますと先代国王の負が、今の国王に

重くのし掛かってしまいましたから、内容がかなりシリアスだなと思いましたね。


 最後


 国王は、キルモンガーのような人間を生まないためにもかつて弟が住んでいたオークランドのアパートから支援センターを作ることになりました。

ちなみに、監督の出身はオークランドですので、

それも驚きですね。


 チャドウィックボーズマン本人も、子供たちに

無料で映画館に招待したり、がん慈善団体と協力し、亡くなるまでこの病気と闘っている人々を支援し続けましたからまさに国王の称号にふさわしいなと思いますね。

 

 だからこそ、最後のシーンでなぜ国連でスピーチ

したのかが分かりますね。「賢い者は橋をかけ、 愚か者は壁を作る」。確かに、なかなか日本にいると実感はわかないかもしれないですけど、それでも自分は観ても損はなかったなと思いましたね。


 それでは、ワカンダフォーエバーを観に行きますので楽しみもありながら喪失感もかなりありますね。誰がブラックパンサーになるかがメインですかね。


最後に、ワカンダフォーエバー!


ブラックパンサーフォーエバー!


チャドウィックフォーエバー!



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