見出し画像

ドイツ流、手を抜きつつ喜ばれるオーブン晩ご飯

ご飯の準備って大変ですよね。特に仕事が終わってぐったりだらだらしたい夕方に、家族が帰ってきてわーわーばたばた、お腹減ったの大合唱まで始まったら・・・・・・。

ドイツにはそんな忙しいときのご飯の知恵があって、夏はカルテスエッセンが大活躍します。チーズとパン、野菜を切って並べるだけなら5分、卵を茹でたりサラダを作ったりしても20分ほどで用意できます。

ただ、冬は温かいものを食べたくなります。そこで少し手間はかかるのですが、この時期はオーブンに頼ることが多いです。時間のあるときにちょっとだけ下ごしらえをしておいて、ご飯の前はオーブンで20分焼くだけ。

この時期の定番のじゃがいもとポロネギのグラタン
茶色くなりがちなのでこの時期旬のノヂシャのサラダで色を足しました

下ごしらえの余裕なんかあるかい!って時は野菜をグラタン皿に並べてオリーブオイルと塩胡椒を振って、オーブンに任せましょう。

ミニトマトとフェンネル、フェタチーズのオーブン焼き

オニオングラタンスープなんかもできます。スープ部分を作っておいて、夕飯前にチーズとパンを入れて焼くのみです。

オニオングラタンスープ

こうして書いてみると、スープもいいですね。日本では食事というと一汁三菜というイメージがありますが、ドイツではおいしいパンを買ってきてスープと合わせて一食にすることも普通にあります。

オーブンを使うと、楽な上にオーブンからほかほかの料理が出てくるだけで家族のテンションがあがって一石二鳥です。あと、私はごろごろ本を読みながらオーブンが調理してくれているのを見ると、味方がいるようでうれしいです。ロボット掃除機が掃除しているのを眺めるのと似ているかも。ありがとう、オーブン、ありがとう、ロボット掃除機。

そんなこんなでオーブンがある方はぜひぜひ活用してみてください。ドイツではレンジのない家はあるものの、ほぼ全ての家庭にオーブンがあります。料理好きの人でオーブン持っていないという人は、クリスマスなどこれからのギフトシーズンに買ってみてはいかがでしょうか!

いいなと思ったら応援しよう!