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私の推し料理人 - 豪快・気楽に料理を楽しむ長尾明子さんと按田優子さん

料理というと、料理が好きでも忙しい日常では「どっこいしょ、さて作るか」という感じになりがちですが、長尾明子(みのかも)さんと按田優子さんは、日常の中で適当に豪快に作れ料理というかスタイルを紹介していて、今年に入って大好きになりました。

長尾明子(みのかも)さん

北欧暮らしの料理店という北欧雑貨やオリジナルの製品を扱うオンラインストアのYouTubeチャンネルの動画でみのかもさんを知りました。飾らない感じや、おいしそう!というご飯をががっと豪快に作っていく様子を見るとなんとも幸せな気持ちになって、私もこんな感じで料理をできるようになりたいなと思いました。

変にひねりすぎずに、古くからの郷土料理に着想を得て素材の魅力を引き出すべく大胆に調理しているのが魅力的です。

東京と岐阜との二拠点生活をされているというのが目から鱗でした。東京のルーフトップも、岐阜の古いお家も素敵で、私がしてみたい生活のヒントを得られた気がします。

すいとんに特化した驚きの著書は迷わず購入。最近出たお味噌の本も購入して、電子版が出ていない郷土料理の本は次に帰国した時に買う本のリストに入っています。

按田優子さん

按田優子さんは、按田餃子という変わった餃子屋さんを運営している料理人です。なんとなくお名前を見聞きしたことはあったのですが、はっとりみれいさんとの対談がおもしろくて、著書を読み始めました。

電子版が出版されている『たすかる料理』から読み始めました。日常の料理はなもない自分だけのわがままな適当料理でいいというのに賛同。按田餃子の心温まるというかホッとするコンセプトや、按田さんのかたまりの肉や魚介、芋、豆、乾物、漬物を活用して楽しく食べつなぐ技術、まさに「たすかる料理」が紹介されています。書いていたらまた読みたくなってきました😊

日本に帰っていた友人に電子版のない『食べつなぐレシピ』を買ってきてもらい、感化されて最近は家の中の暖房の上に食べ物をおいて乾かして遊んでいます。いわゆる電子レンジやポリ袋を駆使するせわしない時短レシピではなく、心の底から、ゆっくり、ゆったり、料理って楽しい、適当に、気楽に、でもおいしくできることを学べます。

おわりに

有名なお二人なので、もう知っているよ!という人もいたかもしれません。私が今年影響を受けた料理人二人をあげるとしたら確実にこのお二人で、共通するキーワードは「ワイルド」「豪快」「楽しく」で、今の私の気分にとても合っています。

noteで書いている方だと、カジョリカさんの投稿からもイタリアの風を感じる素材の味や組み合わせを活かした料理を学ばせていただきました。かぼちゃのシーズンのうちにベジタリアンスープストックを作らないと。

料理人といえば以前、上田淳子さんについて書きました。こちらの記事もよかったら。

まだまだ大好きな料理人がたくさんいて、折々紹介していけたらと思います。

それではみなさん、良い週末を!

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