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おやじも注目「ワンダフルプリキュア」 中間感想

 今年2024年2月に始まったワンダフルプリキュアに関して、下記の様に、感想を述べさせて頂いています。

 そのワンダフルプリキュアも放映開始から8ケ月が経過して、話の内容も大きく展開して来ています。プリキュア4人(内、2人は犬と猫の変身体であるのですが、あえて人として数えます。)が、相対するアニマルたちの変体形態であるガルガルの元締めが登場して来ています。

 即ち、相対するアニマルたちの変体形態であるガルガルを作っているのが「ガオウ」という、オオカミたちのリーダーであることが明らかになっています。しかしながら、現時点では、邪悪の存在としては描かれてはいなく、不可解な存在レベルという感じです。38話までのお話では、「ガオウ」の搭乗場面は少なく、まだ、全容は秘密のベールに包まれています。一方、ガオウの手下である2人の少年ポイキャラのトラメとやんちゃな女性と感じされるザクロが、度々登場し、ガルガルを作り出し、混乱を生じさせますが、その描かれ様も悪戯や捻くれの行動の現れ的で、決して敵と言う感じは見られていません。しかし、このままでは済まされないとも思いますし、「ガオウ」一派の変貌が起こるのではないかと考えている次第です。
 この物語の展開の中で、プリキュアの4人は、ガルガルに対して、決して攻撃を加えることは無く、当初は、ガルガルを温かく抱き締めることにより、ガルガルの怒り?が浄化され元の姿に戻っていましたが、あくまでも防御の技として、フレンドリータクトで償還されたキュアリンアニマルの特性が、プリキュアたちの能力に付随されることも可能となっています。例えば、ウサギの能力が召喚されると、ピョンピョンと飛び跳ねる能力が付加され、縦横無尽に攻撃をよけられるようになるというものです。後から登場したキュアニャミー(猫からの変身体)が、単独でガルガルと対峙している場面で、ニャミーが攻撃を加えていることに対して、先に活躍していたキュアフレンディ、キュアワンダフルが、攻撃を止めさせたことは、今回のプリキュアを際立たせる一場面でもありました。ストーリー展開の中で、プリキュアが身に着けていく各種アイテム(フレンドリータクト、ダイヤモンドリボンキャッスル)や技(アミティーリボンタンバリ、エターナルリボンシャワー)も、いずれも、防御もしくは浄化のためのものであり、決して攻撃のものではありません。
 最近の話題で驚いたのは、恋愛に関して描かれたことです。主人公の同級生である男の子の悟に対しての恋心を、その男の子が、他の女子生徒から告白される姿の目撃から、自身の気持ちに気づかされると言った、正に純粋木な話が展開されます。周りは、二人の関係をうまく行かすためにちょっかいを出し、初デートとかと、おじさんには、こっぱづかしい展開となりますが、最終的には、ガルガルとの攻防の中で「特別なワンダフルな」を感じて一件落着の展開です。プリキュアは、本当に幼い少女から、小学生高学年まで見ておるのではないかと思いますが、おじさんとしては、恋愛話は、ちょいと早い視聴者もいるのでは無いかと心配になっています。ただ、恋愛の進展は、今のところ、優しい展開で、安心してみることが出来ていますが、新しい展開があるのであれば、心配になります。自分の娘でもないのに取り越し苦労ですか?

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