見出し画像

自然とつながるkiyokaさん〜多様な命の関係性を紡ぐ研究と活動〜

1. ご紹介

林 聖夏(Hayashi Kiyoka)さんは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の修士課程で、「植物を育てることを通じた自然との関係の紡ぎ方」をテーマに研究を進めている、キラキラした20代の学生さんです✨
総合政策学部、大学院修士課程では、植物や発酵食品、オーガニックな生活を通じて命と命が紡ぐ多様な関係性を探究されています。

笑顔がとても素敵です

2. 里山の自然で見つけた人間の輪だけではない「つながり」

大学時代、コロナ禍でのオンライン授業や研究活動に没頭していたkiyokaさんは、次第に家族や友人、仲間との人間関係がギスギスしていくのを感じていました。その疲弊感から、里山を訪れたとき、彼女の心に新たな感覚が生まれます。「人間の輪だけではない、自然とのつながり」という発見です。

この経験をきっかけに自然や農業、発酵食品への興味が芽生え、味噌作りや野菜栽培などの実践的な活動を始めました。彼女はこう語ります:

「発酵食品を仕込む手間が、逆に豊かさを感じさせるんです。」

プロセスを楽しむ大事だよね

自然と寄り添う暮らしの美しさを伝える彼女の言葉には、深い哲学が詰まっています。

Kiyokaさんが作った味噌

3. 聖夏さんの研究内容

kiyokaさんの研究テーマは「自然との関係を紡ぐ」こと。植物を育てる行為を通じて、人間が自然とどう調和し、つながりを感じられるかを探求しています。

「野菜を育てるのは人間だけの力ではありません。菌や虫、受粉してくれる生物など、多くの生命が関わって初めて成り立つものなんです。」

共に生きるっていうことかな

このように、彼女の研究は、「私たち一人ひとりが多様な命のつながりの中にいる」という事実に気づかせてくれます。


4. kiyokaさんとは・・・

好奇心旺盛な探究者

発酵食品からジェンダー論まで多様なテーマに興味を持つ聖香さん。その好奇心の強さが、彼女の研究や活動を支えるエネルギーになっています。

人への興味と共感力

「人に興味がある」と語る彼女は、他者の人生や背景への関心が深く、「傾聴力があるね」と周囲から評されることも多いそうです。この姿勢が、彼女の人間関係や研究に豊かさをもたらしていると感じます。


5. 未来の展望

卒業後は博士課程に進学しながら、「自然との関係を紡ぐ世界観」を映像やプロジェクトを通じて発信したいと語る聖香さん。ドキュメンタリー映画制作に強い興味を持ち、是枝監督の作品のような「物語の中に没入できる映像」を目指しています。

また、彼女はこう語ります:

「私の世界観を表す『新しい言葉』を作りたいんです。それが未来を紡ぐ力になると信じています。」

Kiyokaさんの夢

その言葉が生み出される日は近いのではないでしょうか。


6. kiyokaさんからのメッセージ

あなた一人ではなく、多くの命のつながりの中にあなたがいる。
そのことを知ると、自分自身も、そして他者も、もっと大切にしたくなるはずです。
自然の中に触れると、すべてが違うからこそ美しいと気づけます。まずは自然に触れてみてください。

メッセージ

7. 最後に

いかがでしたでしょうか?
聖香さんの笑顔は柔らかく、語る夢は力強いものがあります。「自然の豊かさ」と一言で言うのは簡単ですが、実際に畑で作物を育てるとなるとそうはいきません。「育てている」は上から目線。「育っている」が正しい。彼女の言葉に、私も子育てについてハッとさせられました。

自然と命のつながりを見つめ、社会に温かいメッセージを送り続ける彼女の未来が楽しみです。


いいなと思ったら応援しよう!