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書初め
「新年に、初めて毛筆書きすること」が書初めだそうで、それなら、もう何年もやってない。今の子供たちだって、学校の宿題でない限り、筆を使うことはめったにないはず。
「筆が動く」とか「筆を置く」とか。今でも時々使われるけど、その時は鉛筆やペンも「筆」と同じ扱い。
今の時代は、PCでブログ書くのも「書初め」なんだろうか。
そのうち、音声入力して、日本語変換するだけじゃなく、英語でもフィンランド語変換でも自由に出来る時代が来るのだろうから、そうなると「書初め」は「話し初め」と同じようなものか。 100年続く伝統工芸だって、工具は近代技術を使っているのだから、まぁ、「書初め」も変わっていくのでしょう。
Web検索してみると、書初めは、
①書の上達を願うこと
②一年の抱負を決めること
なんてことが書初めのスタンダード。中には、平安時代に宮中で行われていたギシキのひとつに「吉書の奏」というシキタリがあって、それが書初めの起源という話もあった。年の初めに何かの上達を願うのであれば、正月は「〇〇初め」月間。
「ブログ初め」に関して言えば、私の目下の懸念は、夏前に始めた「週一で発信してる読書感想ブログ」をぜめて1年間は続けたい。これまで30冊くらいの読書感想文を発信してきたので、あと20数冊。
出来ることなら、年末までは続けたい。30冊+52週分なので、80冊余の本を紹介し続けることになる。続けられるんだろうか。
いや、続けたいものだ。
もっと言えば、今年はもっと気楽なテーマで書けるといいな。例えば、「今日のニュースを見て考えたこと」「今週のTVドラマで面白かったこと」みたいな。
去年は、「フィンランド」に出会ったことが大きな収穫になった。
今も、フィンランドの本を読み、Webで資料を漁ってる。noteにもフィンランドの事を書いている人がいたり、フィンランドに住んでいる人が発信してたりするので、それもよく見てる。
それでも、「不思議の国 フィンランド」への興味は尽きない。
これもブログのお陰。
今年も、何かに出会えればいいな。
書初めって、四字熟語みたいなもので締まりがイイ気がする。
けど、思い浮かばないな。
今日の天気は晴れ。「晴耕雨読」というけど、耕す畑もないし、そもそも雨の日だからと言って本を読む気にもならない。
私の場合は、「晴走雨観」。青天の中を走り廻り、雨が降ったら、近隣の緑を眺め、TverやAmazonprime等々を見まくる。
「カキゾメ」は習作を重ねるものだけど、墨や紙が無くなったらおしまい。
けど、PCでの書初めに終わりはない。
ブログは、自分で自作に見切りをつけるしかない。終わりがないのもキツイが、自分を見切るのもツライ。
便利が、イイのか悪いのか。
そんなこんなを、考えに考えて、出来れば考え抜いて、今年も書き綴っていきたいと思っています。
よろしくお願いします。