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2. 一歳で引っ越し

 赤ちゃんの成長は、振り返るとあっという間であることに気づきます。
特に、人生で最初に授かった子供は、その親も初心者ということから、
当時は、暗中模索で、毎日が大変であった記憶しか有りません。
ミルクを飲まないだの、泣き止まない、寝ない、お腹が緩い等、日々の赤ちゃん状況に振り回されていました。

 我が子も、それなりに紆余曲折は、ありましたが、身体及び運動能力という点では、標準とされる成長曲線からは、
若干の遅れはあったかと記憶していますが、寝返り、ハイハイという成長段階を順次踏んでいきました。
ここまでは、特に、問題は見当たりませんでした。

 ここで、我が家にとって大きな変化を迎えることとなります。
我が子1歳を迎えた直後、地方への転勤を命じられ、一家で引っ越すこととなりました。

 特に、我妻は、引っ越す前の土地でも、結婚、妊娠後に引っ越してきたばかりであり、子供の出産関係と赤ちゃん教室等で知り合った、少ない知人の中での暮らしも構築する以前に、更に、知り合いの居ない土地に引っ越した分けですから、大きな試練となったに違いありません。
会社生活のある私は、それなりの社会構築は、否応無しに出来てしまいますが、妻と子供は、取り掛かりも全く無く、ゼロからのコミュニケーション形成を迫られた分けです。

このコミュニケーションの低下が、発達を促す刺激の減少に繋がり、
子供が抱える問題を悪い方向に持っていってしまったのではないか、
以後、思い起こされる問題であります。

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