「夜明けを待つ」 (佐々 涼子) を読んで
2年ぶりにnoteを書くことに決めた。書かずにはいられない本に出合ったため。佐々涼子さんの「夜明けを待つ」を読んだ。内容は他の方々の記事や書評、Amazonを参照いただきたいが、一言で表せば、心を揺さぶられ、言葉の力を感じ、自分の生き方を考えさせられる一冊であった。この書物に出会えたことを幸せだと感じた
著者の作品は10年以上前に読んだ「エンジェルフライト」以来であったが、本作品に収められた数々のエッセイ、ルポルタージュから、著者の優しさ、強さ、弱さ、そして、一人の女性・母