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【洋楽】MÅNESKIN/Il Ballo Della Vita
前回はCHOSENを紹介しました。では早速次のアルバムにいきましょう。
Il Ballo Della Vita
![](https://assets.st-note.com/img/1730724884-C1l9FjxobdBsaEznQ4V0ySNk.jpg)
2018年リリース、12曲入りです。
New Song
Torna A Casa
L'Altra Dimensione
Sh*T Blvd
Fear For Nobody
Le Parole Lontane
Immortale
Lasciami Stare
Are You Ready?
Close To The Top
Niente Da Dire
Morinò Da Re
順番に聴いていきます。
New Song。オープニングでNew Songというくらいですから、何かやってくれそうなリズムから始まるNew Song。ギターのカッティングなどは少し軽やか。でも相変わらずダミアンのねっとりとした歌は聞くものを離しません。随所に変拍子というか転調というか面白いのを混ぜてくるので油断できないですね。いい出だしです。
2曲目は「Torna A Casa」。しっとりしたギターから始まるバラードです。ノリノリ、ジャンプ感のあるロック一辺倒ではなく、こういうミドルテンポのバラードができるとは!と思わせてくれました。曲が進み、感情も入ってくる後半はロック色が強くなり、パワーバラードになり、彼ららしさが溢れ出してきます。いいですね〜。
さて、どんどんいきましょう。「L'Altra Dimensione」はスパニッシュな感じで始まります。ヨーロッパの雰囲気が味わえますね。
4曲目、タイトルがちょっとやばい「Sh*T Blvd」。あまり力まないけどMåneskinの味付けがしっかり入ってます。
5曲目、ヴィクトリアの弾むベースで始まる「Fear For Nobody」。実にMåneskinらしいです。かっこいい。飛び跳ねたくなります。
6曲目、「Le Parole Lontane」はスケール感のある曲調のバラードです。イタリア語の語感はこういう曲にとてもよく合いますね。果たしてそれはダミアンのヴォーカルだからか、イタリア語マスターしているわけではないのでよくわかりませんが(汗)。
7曲目「Immortale」はラップで始まります。曲全体を支配するギターリフに色々な音を被せてきていて、この辺りもヨーロッパを感じますね。面白い一曲です。
8曲目「Lasciami Stare」はレッチリのような感じです。そう、この曲で彼らを構成するロック・パンクを表現する上で探していたのは、私が感じているだけかもしれませんがこの「レッチリ」の風味でした。
9曲目「Are You Ready?」。これも7曲目と同じくユーロを感じさせるところがあります。ワイルドスピードのサントラに入っている曲って言えばいいかな?そういうノリが良くて今どきのビートや要素をうまく取り込んでいます。
10曲目「Close To The Top」。ストレートなロックに戻ってきました。何もいらない、こういうのでいい。
11曲目「Niente Da Dire」。シンプルなコード、ラップ、コーラスに引き込まれます。実に不思議な一曲です。
12曲目「Morinò Da Re」。いよいよラスト。最後まで振り切ってます。ヴォーカル、ベース、ドラム、ギター、全部が主張してますね。飛び跳ねてます。
1枚目よりも5曲増えましたが捨て曲なし。イタリア語というハンデを感じさせない、ロックです。近頃ロックはもう古い、ロックは終わったと言われて久しく、もう世の中はヒップホップだ、とか言われていますがジャンルを超えて、今までの枠を飛び越える、それこそロックを体現している一枚ではないかと思います。
おすすめ度★★★★(Begginが売れすぎましたがなんのなんの、いい一枚です!)
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