【読書】上橋菜穂子/香君
上橋菜穂子さんの鹿の王以来の新作長編です。上下2冊とボリュームありますが、上橋さんの文章には勢いがあり、一気に読んでしまいました。少し数日寝不足になりましたが、寝る前の読書がこんなに楽しく寝落ちしなかったのは久しぶりかもしれません。
これまで守り人シリーズ、獣の奏者、鹿の王ときて、今度はどんな世界観を見せてくれるのか、読むまでイメージがなかなかできませんでした。てっきりお香とかを調合する人の話かな?とか勝手な想像をしていました。
主役は植物?主人公?
さて読み始めるや、