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長唄「勧進帳(前半)」

「音楽で紐解くにほん」シリーズは、千葉県佐倉にある古民家カフェ茶琴神明の店主であり、伝統邦楽会長でもある杵屋彌十代(きねやゆそよ)先生の音楽振興活動の一環です。

米国の音大に留学経験のある彌十代先生自ら、にほんの音楽の歴史や、楽器のことなどを分かりやすく解説した後に、長唄・地唄の演奏を披露しています。普段の生活ではなかなか聞くことのない、にほんの伝統音楽をとても身近に感じることができます。

彌十代先生は、バイオリンが専門でいらっしゃいます。留学から戻り、古民家カフェを開店するとともに、邦楽をお勉強されて琴や三味線もマスターし、まさにマルチタレントぶりを発揮されています。

千葉県佐倉は、成田空港にも近く、外国人のお客様がお見えになることもあります。佐倉巡りのあとに気軽に立ち寄る場所としても、日本家屋での一服は、観光客の思い出に残っていることでしょう。

そして、次なるお題は「勧進帳」です。
残念ながら5月は中止になってしまいましたが、6月にも開催予定です。

外国人のお客様のために英語解説も準備されているようです。長唄の家元の「勧進帳」を英語解説付きで見られるということであれば、とても貴重な演奏会になると思います。

時はコロナ。なかなか思うように行かないこともありますが、こうした地道な活動は、世界中の多くの人のこころにしっかり届くと思います。にほんの音楽の「灯」をともし続けていきたいです。


◼️茶琴神明ホームページ
http://www.chagoto-shinmei.jp/
杵屋彌十代先生のプロフィールは、「伝統邦楽研究会ページ」をご覧ください。

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