あき @38歳からの転職活動日記 -EAPメンタルヘルスカウンセラーを目指して-

38歳、シングル、大手企業の役員秘書歴13年。「結婚」という言葉に囚われていたゆらゆら…

あき @38歳からの転職活動日記 -EAPメンタルヘルスカウンセラーを目指して-

38歳、シングル、大手企業の役員秘書歴13年。「結婚」という言葉に囚われていたゆらゆら期から脱却し、人生を見つめ直し、ここにきての転職活動スタートを決意。38歳からでも遅くはない!…でもちょっと不安?そんな私の日々を綴ります。

最近の記事

秘書としての私 #2「日常のひとコマ」

役員と秘書って、普段どんな会話をしていると思いますか? 「この資料を手配しておくように」「かしこまりました」みたいな堅い会話ばかりではありません。 今日のたわいのないひとコマを書き留めておきたいと思います。 役員=B B:今日は18時くらいには帰るよ。 私:あら、早いですね。 B:歯が欠けちゃってさ。歯医者に行ってくる。 私:えー!何か固いものでも召し上がりました? B:いや、食べてないはず……あれ?   そういえば今日のランチは何を食べたっけ? 私:えーと、今日はです

    • 秘書としての私 #1「秘書とカウンセラーって似てるかも」

      秘書とカウンセラー、何が似てるの?「秘書」という仕事は、これからのAI時代、そして働き方の多様化の中で淘汰されていく職業の一つと言われていたり、いなかったり… 個人的な意見としては、秘書はまだしばらくは絶滅しないだろうと考えています。 その理由の一つを語るためにタイトルに戻りますが、秘書とカウンセラー、何が似ているかというと、秘書は自分のボスの、カウンセラーはクライエントの、絶対的味方であるということです。 秘書ってスケジュール管理だの、電話・来客対応だの、もちろんそれらの業

      • EAPメンタルヘルスカウンセラー #2 「傾聴って簡単じゃない」

        カウンセラーに求められる傾聴カウンセリングといえば、まずは「傾聴」の姿勢が重要になりますが、傾聴とはただの聞き上手を指す言葉ではありません。 カウンセリングにおいては、カウンセラー自身の主観に囚われず、受容的且つ肯定的な態度で真摯に相手の話しに耳を傾け、クライエントの身になって共感的に理解しようとする姿勢のことを指します。また、この傾聴には、クライエントとの対話を円滑に進めるための、適切な応答・質問力も含まれます。淡々と受身的に話しを聞くことを傾聴とは言いません。 ただし、こ

        • EAPメンタルヘルスカウンセラー #1 「EAPを学ぶ」

          EAPメンタルヘルスカウンセラーとは?EAP(Employee Assistance Program)とは「従業員支援プログラム」のことで、EAPの専門知識・スキルを併せ持ったカウンセラーを、EAPメンタルヘルスカウンセラーと称します。 EAPは1970年に米国で始動し、1990年代に日本にも導入され、段階的に認知が進み、現在は厚生労働省が定める「労働者の心の健康の保持増進のための指針」の中の「事業場外資源によるケア」に該当し、EAPを導入する企業が増えてきています。 EAP

          自己紹介②

          この10年くらい、何か新しいことにチャレンジしようとするたびに「いや待てよ、もし近々結婚して子供ができたりしたら中断することになるな…」とか、仕事においても「自分から新しい部署に行きたいと言い出しておいて、転勤してすぐに産休なんてことになったら迷惑だよな」なんて、いらぬ心配で自分に待ったをかけ、結果踏み出さないという選択をし続けてきました。 これは本当にただの言い訳です。…が、現実的に女性につきまとう事実でもあると思います。 私は最近まで、この「結婚」に囚われ続けていました。

          自己紹介①

          短大卒後、20歳で今の会社に就職してから18年、内13年は秘書として、社長・副社長・専務・常務・監査役など、20人ほどのあらゆる役職のボスに仕えてきました。 担当するボスによって、人柄や業務量にも差があり重い軽いはあるものの、毎年やることはさほど変わらず…まあ、ゆくゆくは結婚して子供ができて時短で働くことになるのであれば、数字に追われることもない慣れた仕事を続けられる方がいいだろう、なんて言い訳をしながら長らく現状維持を決め込んでいました。 結果、ただの38歳ノースキル独身女