珈琲抽出を始めるにあたって


珈琲抽出とは

さて、珈琲抽出と言うと少し取っ付き難い印象を受けるかもしれませんが、これは所謂、業界用語的なもので単に珈琲を淹れるというだけです。
もう少し焦点を当てるとすると、珈琲豆に含まれる成分を、お湯などの液体で抽出し、抽出後の液体から豆を濾過した液体が、普段皆さんが目にしている珈琲です。つまるところ、珈琲抽出に必要な材料は、珈琲豆と水のみなのです。

気づいた方もいるかもしれませんが、これはお茶や紅茶、ハーブティーなどにも全て共通しています。では何故珈琲抽出が敷居が高く、手を出しにくい印象を持たれるか。私の主観にはなりますが、それは珈琲抽出について何も知識がないということです。こんなことを言うと勉強しなくてはならないと思うかもしれませんが、そんなことはありません。では何を知ればいいのか?


答えは珈琲の淹れ方です。


一度考えて見てほしいのですが、お茶を淹れてと言われたとき貴方はどうしますか?
急須と茶葉があれば、大抵の日本人は悩むことなく急須に茶葉をいれ、お湯を注ぐでしょう。
それが何だと思うかもしれませんが、これこそが抽出なのです。
お茶の場合、日本には日本茶の文化がありますので、幼少期から目にしていたり一度は入れたことがある方が多いでしょう。その中で、大まかなルールや方法を学んでいるのです。ですから違和感なくお茶を淹れることが出来るのです。
では、幼少期から珈琲を淹れたことがある方はどれ位いるでしょうか?
これは聞くまでもなく少ないことでしょう。
つまり、珈琲の抽出が難しく感じるのは、淹れたことがないからなのです。
今これを読んで下さっている方で、珈琲抽出をしてみたいという方がいれば一度入れてみてください。何も考えなくて良いです。知識はより美味しい珈琲が飲みたいと思った時に学べばいいのです。

初投稿の記事になりますが、最後まで読んでいただき嬉しく思います。
次の記事では、珈琲の淹れ方をお伝えします。

次回 珈琲抽出方法(ハンドドリップ編)


#珈琲 #哲学 #旺

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