【振り返る人】ライフログの書き方ー後編ー
こんばんは。振り返る人、オア明奈です。
新型コロナウィルスの感染防止のために外出自粛になって約3週間。
突然自宅勤務になってルーティーンが乱れたり、仕事やアポがキャンセルになって時間ができたり。突然できた暇をどう過ごすか迷っている人が増えているんじゃないでしょうか?
不安の矛先をどこに向ければいいかわからず、流れに身を任せるしかない状況が続く日々ですが、「今」と「自分」をちゃんと捉えている人は必要以上に焦っていないと感じます。
時代と環境がすごいスピードで変化する今、思いがけずできた時間に、
過去積み重ねてきたことを整理して、大切にしたい価値観や自分の強みを言語化する。
まさにライフログの絶好の機会です。
ということで、「どんだけ時間かかってんだよ!」って感じですが、2018年末に書いた「ライフログの書き方」の後編を書きたいと思います。
ライフログとは?
「すべての人が自分の人生を愛せる世界を創りたい」
セレブレーションプロデューサーとして、「この人生でよかった」と思える瞬間を生み出すツールの一つが、「振返り」です。
振返りが大事だとわかっていながら、
振返りが続かない人、振返りが楽しくない人、
どう振り返ればわからない人がたくさんいるように思います。
それは振返りがただの「作業」になっているからです。
そして振返りの恩恵を受けるまで続けられてないからです。
やり方さえわかれば、振返りはもっと楽しくなるし、
人生にとってものすごく価値ある時間になると私は信じています。
なぜなら、私にとって振返りは苦しいものや面倒なものじゃなくて、
自分を満たす時間であり、自分の人生を味わうご褒美みたいなものだから。
私は10年以上続けてきたこの独自の人生振返りメソッドを「ライフログ」と名付けています。自分の人生を棚卸しすることで、自分の人生を味わう。
大切にする価値観や実現したいビジョンを見据える。
時に原点に立ち返る。
それが「ライフログ」です。
日常的に振り返りをしている人も、振り返りは数年に一度という人も、時代も当たり前も大きく変化している今だからこそ、人生の棚卸しやってみませんか?
ということで、私は4つのステップで行っています。
STEP1、2については、「前編」をご覧ください。
STEP3:人生を描く
これまでの人生を棚卸しして、自分が大切にしたい価値観を言語化できたら、次は理想を描いてみましょう。
①理想の人生を想像する
私自身は「ワークライフバランス」という考え方よりも「ワークアズライフ」派なので、「仕事とプライベート」で分けて理想を考える、というのは今はしていないのだけど、新卒から7年間、「とにかく力をつけたい」と自己成長に邁進していた頃は、仕事とプライベート、さらにスキルとヒューマニティに分けて、4つのカテゴリーについて箇条書きで理想を書き出して、そのあとにゴールイメージまで描くようにしていました。
ーWORK(ゴール・仕事内容・実績・肩書)
ーPRIVATE(家族・ライフステージ・年俸)
ーSKILL(どんなスキルを持っているか、何ができるか)
ーHUMANITY(どんな人間性を持っているか)
ーGOAL IMAGE(どこに住み、どんな人に囲まれて、どんな日々を過ごし、どんな風に見られている自分か)
②1年後、3年後の自分を実現するために、今の会社でチャレンジしたいこと
理想を書き出したら、次は具体的行動を明確に。まずは今いる環境でやれることを全部やる。まだまだ理想に届かないのであれば、チャンスをどうやって掴めるかを考える。
私の新卒1年目の頃は、ワークは1年目でアワード獲得、3年目でマネージャー、年収はいくら稼いで、海外赴任のチャンスを掴む、みたいな理想をとにかくたくさん描いていました。プライベートは、理想の体型や体重、雑誌に載りたい、27歳で国際結婚、みたいな理想を描いていました。
自己承認欲求の塊だったあの頃の私は、今思えばとにかくミーハーな理想もたくさんあったけど、それでいいんです。やる気に火がついてたから。
どこまで具体化するのがいいかは人によります。隙がないような完璧なプランを描くのがいいというわけではなくて、自分がワクワクできるかどうかが重要だと思っています。あと、「環境を変える(転職する)」という選択肢よりも前に、まずは今の会社、環境での理想を考えてみてください。
③そのために身につけるべきスキルや経験、進化するために今、何が必要か
②で書き出した理想に対して、足りないものは何か?というと、大概は「スキル」もしくは「経験」に集約されるはずです。どんなスキルが身につけば理想は叶うのか、どんな経験をすれば夢に近づけるのか。
願うのではなく、描く。描いたものしか行動には移せないと思っています。
④死ぬまでにやりたいこと、行きたい場所、会いたい人、夢を書き出す
さて、②③で現実的なことに目を向けたら、最後は大風呂敷を広げてみましょう。明日死ぬとしたら何をしたいだろう、行かなかったら後悔する場所や国はどこだろう、何が何でも会いたい人は誰?
できる、できないは一切考えず、とにかく考えきれるだけのウォンツを書き出してみましょう。意外と明日行動を起こせば叶うものもあるかも。
STEP4:人生に立ち返る
理想を描いたら、いつでも立ち返るところも言語化しましょう。いわゆる自分の芯になる部分です。全ての理想が叶うわけじゃないし、いろんな環境要因で変化するものもある。
そんな時、「自分はどんな判断軸をもって生きるのか」を迷わず言える人、語れる人は、無駄に悩んだり、迷ったりせずに軌道修正できるものです。
①あなたはどんな人生を生きたいですか?
この問いに返答するのに、どれくらい時間がかかりますか?即答できますか?頭の中にはあるけど、言葉にするのは難しいですか?それとも、そんなこと考えたことなかった、ですか?
「幸せに生きたい」「悔いなく人生を過ごしたい」というのは、誰しもが願う事かもしれません。
例えば、あなたにとって幸せとは?どういう時に幸せを感じるの?悔いなくってどういうこと?何ができたら悔いはないと言い切れるの?
例えば、死ぬときにどんな景色を思い出したい?どんな風に最期の日を迎えたい?
深堀りする問いはいくらでもあります。これは自分一人でやっていると行き詰まってくるので、誰かに協力してもらうことをお勧めします。
初めから1つに絞らなくてもいいし、綺麗な言葉である必要はないです。まずは書き出して、一つずつなぜ?を深めてみましょう。
おそらくSTEP1で棚卸しした過去の出来事や、STEP2で書き出した自分の人生に影響を与えた人や言葉が紐づいてくるはずです。
②あなたはどんな人でありたいですか?
「在り方」とは生き様だと思っています。
どんな肩書きで、どんな年収で、どんな仕事をしていて・・・といった「何をもっているか」「なにをやっているか」ではなく、「どうあるか?」
「I'm ○○」と言い切れることを考えてみてください。
I'm Challenger かもしれない。I'm innovatorかもしれない。あなたはどんな在り方で、どんなスタイルで生きていきたいですか?
ライフログおためし講座を4月25日に開催します
さて、ここまでポイントをお伝えしてきましたが、なんとなくフローはイメージできましたでしょうか?
とはいえ、まずはやってみましょう。
1)まずは「自分の人生を見つめる時間」を確保しましょう
ー最低2時間、できれば半日くらい取れるとGOOD!
2)集中できる環境、居心地の良い場所で行いましょう
ー今は中々外に出づらい状況ですが、風が通る陽のあたる場所で、心地よい音楽を聴きながら行うのをお勧めします
そして、自分一人じゃ集中力続かなそう、自分でやってみたけど難しい・・・といった人は、私がサポートします。
休日に一緒にお茶する感じでご相談に乗れたらと思い、
4月25日にライフログお試し講座を開催します。
ZOOMを使ってオンラインで一緒にワークシートに書き込みながら、随時質問を受けながらインタラクティブに進める時間にできたらと思っています。
現時点で外出自粛は5月6日まで。4月のうちに一度人生を棚卸しして、ウィズコロナの世界で一歩を踏み出せる準備をしておきませんか?
振り返りを習慣化できると、環境変化が起きてもブレなくなります。そして何より自分の人生の手綱を握っている感覚を持ち続けられるようになる。
それが最大のメリットなのかもしれません。
おわり
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- イベント概要 -
■開催日時: 4/25(土)
10:00〜11:30 / 13:00〜14:30 / 20:00〜21:30
※各回同じ内容です。ご都合が良いお時間を選んでご参加ください。
■参加費: 1800円
※オンラインでのお試し価格となります
2回目以降のご参加は、通常価格となりますのでご了承ください。
また、当日キャンセルの場合ご返金はいたしかねます。
※noteの「オア明奈解剖サークル」会員の方は割引チケットを購入ください。(https://note.com/akinaorr/circle)
PS 第一回ライフログ講座に参加頂いた方が、
「振り返りエバンジェリスト」としてnoteに感想を投稿してくださったのでぜひご覧ください。