畑が教えてくれること
子どもたちが育つ場所として、農園をひらきたい!
そう思って、農園で研修を受ける傍ら、家族で小さな市民農園を借りて家族で野菜をつくったりもしています。
にんじんが育つにつれて味が変わること。
同じ畑にたねを撒いても、一律に同じものができるわけではないこと。
いずれは枯れて土にかえること。
そんなひとつ一つの現象を、興味深そうに、自分で感じとる子どもたち。
にんじんひとつで、生き物が変化することや多様であることを、なんとなく、肌で感じることができるのが、畑のいいところ。
大人に押し付けられるのではなく、「なんとなく」経験することが、その子の価値観とか人生観とかにじんわり効いてくるんじゃないかな、と思ったりするのです。