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好きな洋ゲー発表ドラゴン

発表します。

F.E.A.R.

昔ながらの一本道FPS。たしか10時間くらいでクリア出来たと思います。今はsteam版が安く買えます。タイトルからしてがっつりホラーかと思われそうですが、ホラー要素もあるけど基本武装した敵との銃撃戦がメインです。ジャンプスケア要素は2回くらいあった記憶です。日本のホラーをかなり研究していて、『零』に強い影響を受けていると言われています。

比較的シンプルなゲームですが、ひとつ特徴的なシステムとして主人公はゲージを消費して任意のタイミングでバレットタイムみたいに時間の流れをスローモーションにすることが可能です。ゲージは時間経過で回復するので、気軽にどんどん発動していくことが前提になっています。難易度自体はそこそこあるのでスローモーションを駆使しても結構死にます。

戦闘面でいうとこのゲームは敵AIの出来が良いことで有名でした。無策に体を出して突っ込んでくる感じではなく、オブジェクトを遮蔽物にしてみたり弾をばら撒きながら走って退避行動をしたり、分隊単位で連携を取ってきたりします。今プレイしてどう思うかはわかりませんが、撃ち合いを楽しみたい人にはおすすめしやすいかもしれません。

それとこのゲームは洋ゲーにしては(という言い方はあれかもしれませんが)シナリオが練られている方なので、日本語化MODを導入して遊ぶことをおすすめします。昔は完全にローカライズされたパッケージ版が手頃な価格で流通していましたが、もう手に入らないかもしれません。

このゲームはもはやレトロゲームに片足突っ込んでいて、現代のwin10やwin11環境ではインストールしただけでは動かないかもしれません。steamのレビューでwin10環境での動かし方を解説してる人がいて、それを参考に全画面表示の最適化を無効の設定やDirectXの昔のランタイムなどをインストールすれば動くようです。自分の環境では全画面表示の最適化を切ればとりあえずそれで動作はしました。

Serious Sam: The First Encounter

シリアスサムの初代です。今はHDリメイク版を買うほうが良いかとは思います。結構シリーズが続いているFPSで、大量の敵と大量の敵を用意したのでどうぞトリガーハッピーしてくださいというコンセプト……と思いきや、初代シリアスサムの本質はパズルゲームです。

実際ほぼほぼ一本道を進みながらトリガーハッピーしていくのですが、適当やってると普通に死にまくるようになってくるので「ちゃんとやるか……」という瞬間がやってきて、頭を使うゲームだなということに徐々に気づき始めます。

このゲームで求められるのはAIMやキャラコンといったアクションのうまさではなく行動パターンの最適化と判断力です。適当に撃ちまくってると裁けない量の物量を押し付けられるようになってくるので、敵の種類や状況に合わせた捌き方の"解答"を模索し、適切に判断していくことを求められます。それでいて大量の弾薬で敵の物量を押し返す爽快感はあるので奇妙なゲームではあります。

ソウルライクやスプラトゥーンのサーモンランが好きなヒトには結構合うかもしれません。

BioShock

2024年現在の感覚だと古いゲームになってはしまったけど有名作。今はリマスター版を買うと最初から日本語化されてて良いです。もともとSystem ShockというRPG色の強いFPSの流れを汲んでいるゲームなので、ただ銃で撃つだけでなく主人公のスキルをなど好みでセットして活かしながら戦って行きます。難易度はそれほど高くないので、好みでスキルを強化していって大丈夫かと思います。

ひとり用のFPSとして十分面白いのですが、このゲームは自分がやってきたノベル系以外のゲームでは本当にトップクラスにシナリオがよく出来ていて、映像作品ではなくゲームだから生きる表現も盛り込んでいて小説関係の知り合いやフォロワーにも一時期勧めていました。

BioShockは続編やそのDLCがいくつか出ていますが、どれもFPSとしてもシナリオ的にも満足できるのでやってみてください。


また出てきたときは発表します。

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