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2/100冊 「石垣りん詩集」
2冊目は、ジャンル「詩集」より、
「石垣りん詩集」伊藤比呂美 編
たくさん良い詩集の出ている詩人
なので、指定はなし。
何を読んでも良いとのことだったので、
岩波文庫からこちらを。
石垣りん詩集 (岩波文庫)
全編通して、ものすごい迫力。
戦争経験者として、働く女性として、
「銀行従業員」として、
真っ向勝負で、難しい言葉を使わず、こちらを貫いてくるかのような詩。
身体の不自由な年老いた親や年下の兄弟を一人の給与で支え続けた貧しい暮らし。
生涯独身で、定年まで働き、オシャレをすることもなく、満員電車に揺られ、辛いことを耐えて、耐えて、耐えるしかなかった人生。
飾ることなく、醜いことも全て、詩に読み続けた、魂が丸見えの彼女の叫びに圧倒されました。
2冊目を読むまで時間がかかったのは、噛み締めて読んだから。
それと以下の本も合間に読んだので。
(この100冊チャレンジ以外にも読みたい本が多すぎて💦)
①マーケター音部さんの新刊。
②ドラマ「サイレント」で想くんが読んでいた若菜さんの旅のエッセイ。ほんとにマニアックなところに旅されているので、貴重な旅に同行させてもらったような感じ。
③名作コミック「ち。」の作者が参考にされたと帯に書いてあったので、惹かれて。
④学校や市民の皆さんと哲学対話をされている著者のエッセイ。
ゆるく、でもいつもより深く、日々当たり前だと思ってスルーしていることを考える機会となりました。
のんびり、自分のペースで100冊へ向けて。何年かかるんやろ?笑