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読書備忘録②鏡リュウジの実践タロット・リーディング

こちらも図書館で借りてきた本です。
タロットの本は他にもそれなりにありましたが、これが一番読みやすそうな感じがしました。
タロットの対人鑑定を始めて数ヶ月、ずっと一冊の本を頼りに鑑定してきました。
しかし分からないところはずっと分からないままで、他の本も読んでみたくなりました。

この本にはウェイト版タロットカード、78枚全部の説明が書いてあります。
大アルカナについては1種類8ページずつ、小アルカナについては4つのスートの同じ番号のものをまとめてA~10まで4ページずつ説明があります。
ペイジからキングのコートカードについては4つのスートでまとめて2ページずつ説明があります。

普段使っているテキストとの違い

普段は 78枚のカードで占ういちばんていねいなタロット/LUA という本を参考にしながら占いをしています。
タロットの意味が正位置も逆位置もぎっしり書いてあって、リーディングする時の参考にとてもいいです。

それと比較してこちらの本はタロットの教科書というよりは、作者も前書きで書いていますがエッセイに近いものだと思います。
それなので、この本一冊でタロット占いを始めようと思うと難しいのではないかと思います。
しかしある程度タロットの知識がある方にはおすすめ出来ます。

特徴としては、この本はタロットの絵柄への言及が多いです。78枚のカード全てがカラーで掲載されていて、説明の最初に絵柄のキーワードを読み取る所から始まります。
占星術と絡めて考える事も多く、絵柄から占星術に関わるキーワードを読み取る事もあります。

スプレッドに関しては何種類か載っていますが占いパターンが少なかったり、個人的にはカード数が多くて難しそうだと思うスプレッドもありました。
あとはこの本に関しては逆位置は採用されていないのでご注意ください。

この本で学んだ事

普段鑑定結果等を占いノートに書いていて、この本も返却するのでノートに書きながら勉強していました。
先程も書いたことですが説明の最初に絵柄からキーワードを読み取るので、絵柄に隠れている知らない事が沢山ありました。
また普段読むテキストとは別の目線でカードについての説明があるので、今まであまり良くわかっていなかったカードについての理解が深められたと感じました。

今後もインプットとアウトプットを重ね、試行錯誤しながらタロット占いを続けていこうと思っています。

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