100kmウォークを目指して・・?
こんにちは!鈴木顕子(ダルクローズ・リトミック国際ライセンス保持)です。
このnoteには、日々のダルクローズ・リトミックのレッスン風景を綴っていきます。
今日は、群馬県の大人のダルクローズ・リトミック研究会、「きらりダルクローズ・リトミック」5月10日のレッスンについて綴ります。
この日のリトミックの課題は「5対2」、このクラスでは初めて扱います。
レッスンを進める中で、
「過去一難しい!」
との声も挙がりました。
課題を進める順序は生徒の状況等を含めた指導者の考えによりますが、概ねだんだん難しくなっていきます。
ただ、ダルクローズメソッドはスパイラル(螺旋状)に学んでいくメソッドです。
行きつ戻りつしながら、難しかったり、易しかったりを繰り返しながら進んでいきます。
また、一回学んだら終わりでなく、何周も何周も学びながら深めていくものです。
二周目には「過去一難しい!」ではなくなっていると思います。
そして、一周目とは異なる新たな発見があると思います。
さて話をレッスンの内容に戻します。
「5対2」はクロスリズムの一つになります。
このグループではここまでに、「3対2、2対3」、「4対3、3対4」を行っており、クロスリズムは全く初めてではありません。
しかし、「5」を基準にするクロスリズムは初めてになります。
これには多くの方が戸惑われます。
5(拍子)には元々馴染みが無い方が多く、2、3、4より長いため、5拍を保つのが大変になります。
しかし、皆さん少しずつ慣れていかれました。
さて、この日は初参加の方がいらっしゃいました。
いつものメンバーは、5と2を手足交代するたびに苦労されていました。
その皆さんを尻目に、新しい方は何食わぬ顔でささっと交代されていました。
「初めてなのに、何でできるの?」
と驚きと称賛の目が集まりました。
「何かスポーツされているのですか?」
と私がお尋ねすると、
「いえ特に・・・、100kmウォークくらいですよ」
とのお返事。
「100kmウォーク」とは、100kmの距離を止まらずに歩き続けるものだそうです。
100km歩くには24時間以上かかり、飲食しながら一昼夜ひたすら歩き続けるのだそうです。
その間は日常がリセットされ、一人で歩くけれど、同じイベントに参加している人たちの姿に励まされながらゴールを目指し、すごい達成感が味わえるそうです。
きっと参加される方は体力も精神力もすごい方ばかりなのでしょうね!!!
体力が無ければやりたいことはできません。
私もダルクローズを元気に続けるために、健康であり続けなければ・・・、体力をつけ、鍛えなければ、、、とあらためて思ったのでした。
そして、ごく短いウォークになら参加してみたい・・・、と思いました。
鈴木顕子
〈次回の予定〉
6/7(金)
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