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【子育て】 夜は〝大人の時間〟のままで(2)     そうはいかないのが現実だけど

つい昨日、こんなことを書いたが、実際にはどれほど困難なことか、私だって分かっている。

私には中1の娘と小2の息子がいるが、中1の娘フォカッチャはすでに夜中の住人だ。
暗いところを歩かせたくなかったーーーーー「危険だから」とか、「送迎が面倒だから」とかそういう理由ではなく、私自身の根底に流れている何かがどうにも好まないーーーーーーので、早めに帰って来られる習い事を選び、塾にも行かせていなかった。

しかし娘も中1になり、いよいよ勉強が難しくなってくると「塾に行きたい」と言い出した。「行かなくていいよ」と即答したが 笑、分からないところを教えてくれる人がいないから困っている、だから塾に行きたいと、すでに心の中で決めた塾名と合わせて訴えられたのだった。

8月から週に2回、塾に通うことになったフォカッチャ。最終のクラスは終了が9時30分を過ぎるのでなるべく避けて、8時30分までに帰宅できるクラスを受講している。
それでも8時半。そこから軽食を食べてお風呂に入って、タブレットでLINEをチェックして…としていると、あっという間に10時、11時になってしまう。週に2回とはいえ、生活リズムは固定されてしまうものだから、遅い時間に眠るのが習慣になってしまうだろう。
睡眠不足、寝不足は、子どもの成長にも、情緒にも、そして成績にも悪影響を及ぼすという。塾に行って寝不足で成績が下がるなんて、極論かもしれないが、そんな馬鹿馬鹿しいことが起きたら本当に腹が立つ。

幸い、娘が自分で選んだだけあって、塾との相性は今のところ良いらしい。
実際に入塾の際に先生から説明を受けると、まあ話の上手なこと。塾なしで納得のいく高校受験ができるのだろうかと、そんなことすら考えてしまった。あかんあかん、術中にハマっている。

子どもだけに限らず、大人も含めた人間の脳は、石器時代から何も変わっていない、という話をよく目にする。
時代が変わろうと、私の考えが古かろうと、やはり寝不足は心身の成長に良くないのだ。

塾の魅力と、睡眠時間。二つを天秤にかけた生活。
そんな中でも、後悔のない選択をしていきたい。

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