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文字数オーバーで、満点がゼロ点ですって

中1の娘が、国語のテストで0点を取った。
10点満点の小テストで、文章を220字以内でまとめるというものだったらしい。マス目になった解答欄があったので、そこを1文字ずつ文字で埋め、テーマに沿った文章を仕上げたそうだ。

ところが、帰ってきたテストを見て驚愕。なんとゼロ点だったのだ。
「文字数をオーバーしていたから」というのが、その理由。

解答欄のマス目が、250字ほどあったという。用意してあるものだから、そのマス目を220字だと思った娘は、結果的に238字にまとめた。文字数オーバーは18字である。

「文字数さえ超えていなければ、クラスで唯一の満点だった」と言われて、より悔しかったようだ。

うーん。

そりゃね、文字数を間違えた娘にも非がある。
しかしですね、先生あなたは国語教師。もっと国語教師らしい視点で、減点するなり、ゼロ点をつけるなり、評価してください。
文字数超過なんて、誰だってジャッジできる間違い。娘にとって、先生から国語の何かを学べる失敗になったのだろうか? いや、何の学びにもなっていない。

子どもは真剣に勉強して、テストに臨んでいるのだ。
つまらない引っ掛け問題で、「やーい、18字オーバー!ゼロ点ー!」と言われたようで、非常に馬鹿馬鹿しく感じた。

名前の書き忘れでゼロ点になる、なんて話も同様。

何もゼロ点にすることはないと思う。せめて減点じゃないでしょうか。

ゼロ点をつけるなら、納得のいくゼロ点を。
子ども達は先生から本気で学びたいと思っているのだから。

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