フリーレン13話 後悔のない人生
戦いの場面から今回はザインが登場することで
ちょっと箸休めのような回だったかも
13話でのメッセージは
今の話をしてるんだ
フリーレンとヒンメルの顔が重なって
この言葉をいうシーンが印象的でしたね
みんなそれぞれ過去のことで
あの時こうしていれば
たらればな思い出はあるに違いない
そういう人には
この言葉はガツンと来るはず
というか
私にもガツンと入りました
やりたくても勇気がなくてやらなかったことがたくさんある
やらなかったことを後悔していること
でもそれは過去のこと
今どうしたいのか?
今どうするべきなのか?
人のことを考えて
ザインの場合はお兄さんのことを考えて
旅に出ない選択をしている
でもそのことをごまかすかのように
酒とギャンブルに時間を費やしている
シュタルクがザインに付き合って身包み剥がされるのは
結構面白いけど
ザインの思いにつきあうことで
ザインの本音を引き出すことができたんだと思う
時間はかかってるけど
それだけの時間が必要だったんだと思うし
そこまでしたからこそ
ザインもフリーレンを信用したんだと思う
だからこそ
今の話をしているという言葉が
ザインの心の声を聞き出して
ザインが旅に出ることを決意するのだから
人の言葉は
刺さる時と
刺さらない時がある
その言葉が本当に必要な時に
刺さる感覚を感じる
ああ〜そういうことねと。
後悔のない人生を生きたいと
みんな思っているはず
だけど
家族のことを思ったり
常識がどうこうとか思ったり
頭で考えることで動くことが多いと思う
でも心の奥底の本音とそれが違ったりすると
それを隠すようになって
体と心がバラバラだと
納得のいかない時間を過ごすことになるんだよね
私の生きてきた時間は
そんな時間が結構多かったな
今を生きるということは
仏教で言えば
中庸なんだと思う
今ここに
自分の心の感覚を感じながら
今を大事に生きていくことで
後悔のない人生になる
そんなテーマを感じた13話でした。
他にも突っ込むところはあるけど
(投げキッスとか)
年上ってところでフリーレンが
1000年年上って
年上に見えないじゃん。
笑った。
重いテーマもありながら
所々ツッコミ満載のところがほっこりさせてくれる
それぞれのキャラクターが生きてるので
ここから出てくるキャラクターも
楽しみ。
そしてそれが絡み合うバランスが
絶妙。
私には癒しのアニメです。