学校でがんばっている子どもたち

まず一番にお伝えしたいこと。

子どもたち、学校で、本当に一生懸命頑張っています!
これを、学校の中にいる大人として、お父さま・お母さま方にお伝えしたいと思います。

保護者の方とお話するとき、私は学校での子どもたちの素敵なところをお伝えします。そうすると、保護者の方は、「そうなんですか」と喜んでくださるのですが、セットでおうちの様子を伝えてくださいます。よく聞くのが、「家ではダラダラなんです」「うちではスマホばかりで・・・」。私も小学生3人の母として、とてもその気持ちはよくわかります。ゲームの前に宿題でしょ!Youtubeばかり見てないで、手伝ってよ。そんな言葉が浮かぶ状況は、おそらく多くのご家庭に共通しているのではないでしょうか。

それをわかった上で、あえてお伝えします。

「子どもたち、学校で、本当によくがんばっています!」

今は小学校1年生でも給食を食べたら帰ってくる、という日は少なく、ほとんどが5時間授業、2年生になるとすべての曜日が5時間授業。高学年になると6時間授業も増えます。中学生は、6時間授業を受けたあとに部活動。さらに、ランドセルやバッグが重い!「置き勉」と言って、教科やクラスによって、教科書を学校においておいていいよ、という場合もありますが、今の子どもたちにはタブレットもあり、水筒もあり、なかなかの荷物を持っての登下校です。もう、それだけで、尊敬に値しませんか?そんな子どもたちは、学校でただ勉強していればいいわけではなく、時間に合わせた行動、みんなに合わせた行動、掃除などのお当番、係や委員会など、たくさんのやるべきことがあります。そして大変なのが、お友だち関係!仲良さそうに見えても、子どもたち一人一人の心の中では、一生懸命気を遣っています。

子どもたちは、学校で一生懸命がんばっています。見えてはいないけれど、子どもたちのがんばりを認めてあげて、家での「ダラッ」は、子どもたちが次の日もがんばるために、必要な時間。そんなふうに、見てあげてほしいなと思います。

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