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お金基準で考えない支払い5 ~なぜ私は自らぼったくられたのか~

つづきです。

なんでぼったくられちゃったんだろう。。。分かってたのに。。

しかも私はその時、なんだかお金を払いたかった。
なんだったんだろう。

さらに、その後驚いたのは、私はなんだか幸せな気持ちを感じていたのだった!
電気が点いて、明るくなったからかな???


ちょっとスピリチュアルな話になるのだけれど、
2023年の年明け、私は内容をきちんと確認しないで勢いで申し込んでしまったセミナーで、ヒーラーになってしまった。
そういえばこの出来事も、最初はやってしまったーーーって思っていて、しかも自ら予想していた場所ではなかったため、ものすごい違和感があった。
ただせっかく時間とお金を割いたので、全力で参加してみた。
その後も、年末から始めていた太陽礼拝と合わせて瞑想をする時間を毎朝取るようにした。
そしてこれが今でも続いている、1年続いてる。
瞑想して起こった不思議なことはまた別の機会に書くとして、せっかくだから今年はスピリチャルイヤーにしよう!となった2023年。
自分の潜在意識やら、過去生やらトラウマやら、スピリチュアルな方向から自分を見たりして。
そんな中で自分自身のことでどうしても気になっていたのは、お金に対するブロックだった。
いつもお金が足りないと思ってしまう。
お金が好きではないし、お金に感謝ができない。。
そりゃお金さん、嫌われてて、感謝もしてくれない人のところに集まるわけないよね。(笑)
とにかく最初はそう思えなくても、感謝してみることから始めてみよう。
それも、なんだか本当に心がこもらない感謝だった。

ところがところが、
この日、私はお金に深く感謝をした。
お金さん、ありがとう。
お金のお陰で電気が点いて、明日から電気の心配をしないで済んだ。

お金はなるべく使わない。
無駄遣いはダメ。
お金は汚い。
しっかりと洗脳されていました。
新卒で就職先を考えた時も、お金を取り扱う銀行は絶対に嫌だと思ってたし。

思えばお金のお陰で、今まで出来たことがたくさんあった。
海外に行くことができたし、
パリでパティスリーを学ぶこともできた。
夫と店を持って開業もできた。
そして、ついに独立して自分の店を持った。
お金さん、ありがとうだった。

頭では分かっているけど、腑に落ちない、
っていうのはまさによくあることで、腑に落ちるまで納得できないんだよね、人って。
このお金への感謝が、あの日ふっとおへそのあたりに落ちてきた感じがした。
両手を合わせて、お金にありがとうって言えるようになっていた。


こんな風に「お金さん、ありがとうって言えるようになりました~」なんて結末を理解してくれる人はいるんだろうか。
ただ、お金に感謝できるようになってから、更にありがとうと思う幅が広がった。そして、自分が恵まれていて幸せであることを、より多く感じられるようになった。
買い物をする時、いつもどこかで「お金使っちゃったな」ってネガティヴな気持ちがあった。
でも、2023年の冬至にぼったくられてから、欲しいものを買えたときに、お金さんありがとう、って心の中でつぶやけるようになって、するとなんだかほわーんと胸があったかくなる感覚がある。
長年一緒に暮らしながら、うまく理解しあえていなかった家族との和解というか。
スピリチュアル的な言い回しだと、潜在意識とのわだかまりが解けたというのかな。


目に見えないものは、信じるのが難しい。
目に映る情報に、気持ちを持っていかれることは非常に容易い。
お金は目に見えるから、手元に来たときは嬉しいけど、使って無くなっちゃうと嫌な気持ちになりやすい。
お金を基準にして考えると、あることが正義で無いことは悪となってしまう。
お金が無くなったということは、代わりに何かを手にしているのに!
私たちの生き方を決めている自分の意志や感情は、目に見えない。
自分の内側にある自分を動かしているものを、意識的に心の目で見ることがもっと自分を知って、自分の人生をうまく生きていくコツなんだろうな、って最近気が付いた50歳でした。

この気付きを確信に変えてくれたと思えば、ぼったくられた金額も高くはないのか?!




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