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<違いに気づく>
第三十八候【寒蝉鳴(ひぐらしなく)】 8/12〜8/16頃
二十四節気の『立秋』の次候。ヒグラシが「カナカナカナ」と甲高く鳴く頃を表した候です。
寒蝉=秋告蝉。秋の訪れを告げる蝉のことです。
寒蝉は、一般的には蜩(ヒグラシ)とされていますが、ヒグラシと同じく秋の季語とされている法師蝉(ツクツクボウシ)が寒蝉であるという説もあります。
ヒグラシが鳴き始めるのは夏至の頃から。暑さにあまり強くなく、強い日差しが苦手なことから、日の出前や日没後の薄暗い時間帯に鳴くことから、涼しさや物悲しい印象を感じさせてくれます。
ツクツクボウシは、8月中旬〜9月にかけて鳴き始めます。時期的にはこちらの方がぴったりかもしれません。
日中の蝉の鳴き声は、暑さを倍増させる感じがしますが、同じ蝉の鳴き声でも、鳴き方と泣く時期が変われば、涼しさや物悲しい印象を与えてくれる。面白いですね。
「男は…」「女は…」「子どもは…」「大人は…」などと大枠で捉えてしまうと見えなかったり、気づかなかったりすることも、個人としてその人を見ることで、気づくことがあったりします。
大枠で捉えることが必要なこともありますが、人と接するときは、個人個人としての特徴を捉えられる自分でいたいなと思います。