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<人生に彩りを>

第四十三候【草露白(くさのつゆ しろし)】 9/7〜9/11頃

二十四節気は『処暑』から『白露(はくろ)』に移り変わり、七十二候では『白露』の初候である「草露白」に入っています。
“夜の間に大気が冷え込んで、草花に朝露が宿り始める頃“とされていますが、実際には朝露を見られるのはもう少し先になりそうです。
まだまだ気温が高い日が続く予報ではありますが、「初秋」「仲秋」「晩秋」の三秋の真ん中にあたる「仲秋」の時節の始まりで、秋が深まっていく様子を楽しんでいきたいですね。

秋は、五行陰陽説に基づいて、暦の上では白の季節とされいます。
(春は青、夏は赤、冬は黒、土用は黄色)
紅葉や実りの季節でもあるので、“白の季節”と聞くと、少し意外な感じがしました。
でも、“全ての色を載せることのできる白(素色)の季節”であると捉えると、しっくりくる気がします。

一つの色に染まることはなく、その時や場面によって色を変え、時には混ざり合い、見方を変えると違う色に見えたりもする…そんな秋色のような人間でありたいですね。

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