仕事が多いこと。仕事を抱えてしまうこと①【YESマン】≪レジリエンスを高める vol.9≫
仕事が多い、仕事を抱えてしまうというお悩みは、多くの人が悩んでいるこ
とが多いです。
会社全体の仕事量が急激に多くなったケースや、会社全体で人材リソースが足りていないことが慢性化しているケースは置いておいて、
なぜか自分だけがいつもアップアップしてしまっていることは、ありませんか?
特に、他の人から見て、『あの人大変そうだな』と思われないように、スマートな身のこなしをしている方は、本当に大変だと思います。なんとかしたいですよね。
この「仕事が多くて困る」「仕事を抱え込んでしまう」というお悩みの背景にあるメンタルの課題は、実に多角的で、いろんな背景があります。そのために、いろんな人がいろんな切り口で、「仕事が多いんだよね」「仕事を抱えてしまうんだよね」というお悩みとして、言葉を発しておられます。
この悩みが慢性化すると、仕事をおおらかに楽しむ、ライフの一部として認識することができずいることが中長期的に続くと、『辞めてやる!』と逃亡されると、それは大きな社会損失。今回は壮大に、日本の未来のためなどと語って、その裏側にあるメンタルの状態について、いくつかの切り口で、考察を深めてみたいと思います。
今回は、YESマンについて。
今回の、一つの切り口として、自分自身が仕事を断れないということが多くないか?をチェックしてみましょう。
私自身、仕事に「No」はないというメンタルの世界観を持っていました。
昭和の末柄なので、リングで戦うことが当たり前。血みどろになって一生懸命、奮闘するので、仕事は大変だということが当然の毎日でした。
そこで結果を出そうと必死になるので、仕事依存にもなりますよね。病名認定はされていないのですが、メンタルの在り方は依存症と変わりはないので、中長期的に続きませんでした。
YESマンになる理由
YESマンであることが快感、不快感からの逃避、という風に捉えてみてください。
例)
・いい人だと思われるので、快感。
・YESを言う自分、かっこいい!と自分に陶酔できる。
・仕事できる自分を作り出すことができ、自分に陶酔できる。
・複数人の前で「YES」と言うと、みんなから注目を浴びることができる。
・YESしか答えてはならないというメンタルの世界観を持っていて、それを崩すことなく実現をさせ続けることができる。
その他に、「YES」の反対に「No」と言うと、
・恥ずかしいので、恥ずかしさから逃避できる。
・怒られるかもしれない。怒られる恐怖感から逃避できる。
・相手に迷惑をかけるかもしれない。罪悪感から逃避できる。
・仕事ができないことで劣等感を感じるが、仕事が多いという理由で、仕事ができない事実を正当化できるので、劣等感から逃避できる。
などなど
いかがでしょうか?
まずは、
・できない時には、Noと言ってみるトライ
・嫌わたくないと思いすぎていないかをチェックするトライ
このあたりが、今日、すぐにできることです。
私もまだまだ道半ば、がんばろー。おー。
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