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近所付き合い皆無の私が、ご近所さんと「オンライン井戸端会議」してみた
ご近所SNS「マチマチ」の浅井と申します。
3月末からコロナの影響で完全に在宅勤務になり、縁もゆかりもない関東で一人暮らしをする私は寂しさにやられてしまいました。
zoomなどで会社のメンバーや友達と話したり、お酒を飲んだりはするのですが、何となく満たされない感覚。
そのもやもやを解消するために、もともと地域に知り合いが1人もいない私が、ご近所さんと「オンライン井戸端会議」なるものをやってみました。その時の話と、その後の変化を書こうと思います。
「オンライン井戸端会議」をやってみた
私の寂しさがちょうどピークを迎えたのが4月。どうしようもない鬱々悶々とした感情を持て余していました。
普段であればお店やイベントなどで不意に得られる「外の世界との繋がり」が感じられなくなって、刺激や新しい繋がりを求めていたのかもしれません。
この感情をどうにかしたいと思って、ご近所SNS「マチマチ」で地域の方に「テーマは何でもいいのでzoomでゆるっとお話しませんか?」と呼びかけてみたのです。
声かけの場にマチマチを選んだのは、(自社サービスだからというのもありますが)地域限定というある程度クローズドな場にやさしい人が集まっている、治安のいいSNSだと思っているから。あまり多くない人数で、穏やかに話したいと思っていました。
正直最初は1人でもコメントがつけば良い方だと思っていたのですが、蓋を開けてみると、私に加えて3名の方が参加してくださいました。
参加してくださった方は子育て中のお母さんや転職しようとしている男性など、性別も趣味もバラバラでした。共通点は同じ地域に住んでいるということだけ。
でも、近所のおいしいパン屋さんとか、駅前の再開発いつ終わるのかなとか、そんな他愛もない話をゆるゆるとしている内に、最初は1時間程で終わる予定だった会が気づけば開始から2時間半も経っていました。
いうなればこれは井戸端会議。「スーパーの帰りに立ち話していたらついつい長くなっちゃった」というのと同じ感覚です。
生産性や過去のしがらみなど何も関係ないフラットな関係性の方とただダベる、という穏やかな時間が何とも心地よかったのです。
追加開催が2回も
何とこの「オンライン井戸端会議」は1回きりではありませんでした。後日同じ地域内で、私以外の主催者の方が追加開催してくれたのです。しかも、2回も(それぞれ別の方が主催者)。
どちらも参加させて頂きましたが、途中で赤ちゃんが登場して癒されたり、同い年の方と知り合うことができたりとても楽しくて、2回ともいつの間にか夕方まで喋っていました。
地域の「人」が好き
嬉しかったのは、話している内に毎回「コロナが落ち着いたらオフ会もできるといいですね、◯◯さんおすすめのあのカフェで」という話が出ること。
この地域に住み始めてからずっと家と職場の往復で、いつも通る道以外の様子、近所にどんな人が住んでいるかなど目にも入らず、この街に愛着なんて全然ありませんでした。
でもオンラインでおしゃべりすることで、今まで(こんな機会がなければきっとこの先も)赤の他人だった方と知り合えて、「この人たちのことが好き、もっとお話ししたい」と思うようになりました。当たり前だけど皆近所に住んでてよかった!ぜひオフ会開催したいです。
「地域を良くしたい」という大義名分がなくても、近所のつながりって案外いいものです。思えば去年台風が来て家で1人で怖がっていたときも、マチマチで近所の方が避難所などの情報をくれて助かった経験があります。
この他にもマチマチは、マスクの譲り合いやテイクアウトできるお店の情報交換など、コロナ禍で地域住民同士の助け合いに使われています。詳しくは下記記事でご紹介しています。
そんなわけで、「オンライン井戸端会議」、あわよくば流行るかもと思っています。おすすめなのでよかったらマチマチを使ってやってみてくださいね!