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「叶え組」さん、ここにもいたよ。プロフェッショナル 仕事の流儀「ブランドプロデューサー・柴田陽子」

昨夜、偶然、珍しく、「NHKのプロフェッショナル仕事の流儀」を観た。ニュースの続きでたまたまテレビが点いていただけなんだけど、なんだか気になって観るのを止められなかった。

様々な企業から引っ張りだこの「ブランドプロデューサー・柴田陽子」さん。肩書からして凄すぎて、自分とはかけ離れた世界の方だな~という印象だったのだが、彼女の発した一言…

夢を持たなきゃいけない、ということに違和感を感じていた
という趣旨の発言をしたのだ。
最近、始終「夢組」「叶え組」のことを考えている私は、なんという偶然!と膝を打った。
この人、完全なる「叶え組」の人や!!!

彼女は元々会社員の頃、役員秘書をしていたそうで、そこでの仕事ぶりが評価されて、様々な企画に携わるようになったと。その後独立。ブランドをプロデュースする会社を立ち上げる。

私の友人にも「役員秘書」という仕事をしている人がいるのだが、いつも自分のことは後回しで、周りの人のことを気遣う気配り上手さん。
先回りして、先回りして、みんなが心地よく過ごせる環境を整える、ということが身体に染み込んでいる人。
つまり「叶え組」属性を持っている人じゃないと務まらないお仕事なんじゃないかな~と思っていた。

そしてこの柴田さんも、元秘書さん。
きっと彼女も、ブランドプロデューサーになりたくてなったわけじゃなくて、そういうお仕事がものすごく得意で、目の前の仕事を頑張っていたら、周りの人に求めらて、なんだか気がついたらそうなっていました…ということなのかな?と想像する。
「叶え組」さんにありがちなパターンだ。

そして、もう一つ興味深かったのが、柴田さんの会社の採用面接のシーン。
採用する人の条件として
「頑固な人は諸悪の根源。素直な人が良い。素直な人=気が利く人=想像力のある人、が良い。」
ということを挙げていた。
(正直、「諸悪の根源」てひどいな・・・と思った)
つまり、彼女は柔軟な人を求めている。これも「叶え組」さんの特性だ。
社長である柴田さん自身も「叶え組」だけど、彼女を支えるアシスタントたちも「叶え組」で固めたい、ということだ。
強力な「叶え組」軍団。
たしかに、VTRを観ている限り、柴田さんの仕事についていくには、強い理想や曲げられない信念がある「夢組」属性の人には無理だろうな…と感じる。(「夢組」さんがダメなわけじゃなくて、この会社には合わないというはなし。本来なら「夢組」さんも、「叶え組」さんも、どっちもいた方がお互い足りない部分を補いあえるので、いいのかな?と思っていたが、小さい会社の場合、片方だけで成り立つこともあるのだという発見もあった。)

「時代の寵児」とか、「一代でのし上がった社長」とか、「今話題のカリスマ社長」とか、もてはやされる人たちって、なんとなく勝手なイメージで「夢組」さんなんだろうな~と思っていたら、柴田さんは「叶え組」さんのようなので、案外他にも「叶え組名物社長」はいるのかもしれない。


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