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cotreeの「アセスメントコーチング」を受けた話 <前編>

もうかなり前のことになるが、今年の春、cotreeのアセスメントコーチングを受けた話をnoteにまとめておこうと思います。

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まず、cotreeのアセスメントコーチングを受けるまでの流れは他の方々がnoteに丁寧にまとめてくださっているので、そちらを参照してください。
(私はこちらの「cotree性格特性診断+コーチング感想まとめ」のマガジンをフォローしています。)

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結構な長編になってしまったので、<前編><後編>に分けて書きますね。
<前編>は「性格特性診断」について。
<後編>は「コーチング」について。

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私がアセスメントコーチングを受けようと思った理由

コーチングについては以前から興味があったものの、無知故に「コーチング」のなんたるかをわからない状態でした。

それでもお金を払って受けてみたいと思ったのは「性格特性診断」がついていたからです。
私はどちらかというと論理的思考を好むので、分析や数字が好き。
診断を受けて、結果が数字やデータで受け取れるのはとてもありがたかったのです。

自分のことを自分で深掘りし、自分の言葉で言語化できる人にとっては「コーチング」や「性格特性診断」は必要ないと思います。
でも私を含めほとんどの人は自分のことをわかっているようでわかっていないと思うし、過不足なくわかりやすく言語化するのもとても難しいし、それらが出来ないと、その結果を誰かと共有することも出来ない。

「コーチング」や「性格特性診断」は、それらをアシストしてくれるとても頼もしいツールだと思います。

結論から言うと、「性格特性診断」を受けて私は大満足しています。
誰かと話していてコーチングの話題が上った時には、自分の診断結果を見せて感想をもらったり、私の特徴をより深く知ってもらう機会になっている。お互いが受けている場合は、結果を見比べながらお互いの特徴を指摘し合い、話が盛り上がる。

自分の資質を知ることで、その資質にマッチした仕事の仕方を模索できる。
苦手なことはなるべくやらない、とか、どうしたら上手くできるか方法論を考えよう、とか、得意な人に助けてもらおう、などと思えるようになりました。
以前は、闇雲に「苦手だけどやらなきゃ」と思いつめたり、人と比べて自分が苦手な分野について負い目を感じたりしていましたが、「苦手なものはしょうがない」と割り切れるようになりました。その分得意なことでカバーすればいいじゃん、とポジティブに考えられるように。

まず自分の強みと弱みを知ることが大事だと思います。

私は「私ってこういう人ですよ」と第三者に知ってもらいたいという思いがあるので、結果をこちらに載せておきます。
「性格特性診断、面白そうだな。私もやってみようかな。」という人の参考になれば幸いです。

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「性格特性診断」A 性格特性

A 性格特性(Big 5)

<基本的性格特性>
「誠実」に特に優れています。
自分が仮に損をするにしても社会のルールや決め事を破ることなく、誠実に対応しようとする姿勢が強くみられます。

また、「論理性」も大変高いため、断片的ではなく体系的に物事を学んだり考えたりしながら、論理的に進めていこうとする姿勢も強くみられます。

ただ、全体の中では「多様性に対する対応」は低めで、交流の幅を広げながら、様々な人たちと付き合っていこうとする姿勢はあまり強くなさそうです。

そして「気さくさ」も比較的低めです。
初対面の人や知らない人に対して、自分から気軽に打ち解け、気軽に付き合っていこうとする姿勢はあまり強くなさそうです。

あー、ウンウン。という結果です。

「誠実」に関しては、社会のルールを守りたい!、というよりも「自分に嘘をつきたくない」という気持ちの方が強いような気がする。(結果として社会のルールを守ることになる、という順番。)

子供の頃から後ろめたいことやズルをすると誰に指摘されなくても良心の呵責に苛まれるタイプ。だったら自分が損をすることになったり、誰かに成果を譲ったとしても、心の平安を大事にしたいという考え。
「お天道様が見ているよ」みたいな感覚が子供の頃からあります。

「論理性」に関しては、10代20代の多感な頃は、自分の感情をうまく制御できないことがあったために、「自分はすごく感情的な人間だ」と思い込んでいたのだけど、よくよく振り返り深掘りしてみると、人生における重要な分岐点に立った時、感情的になって物事を即断してしまうことはほぼなかったなあ。

基本的に内省するのが好きなので、熟考に熟考を重ねて結論を出すタイプ。
ありとあらゆるケースを想定してシミュレートし、最悪の状況も覚悟して結論を導き出す。考えすぎて具合が悪くなることも多々。
行き当たりばったりが苦手。反対に柔軟性は乏しいかも。
論理的思考を好むため、感情的思考の人も苦手です。

「多様性に対する対応」「気さくさ」低め、というもの納得。
私の交友関係は「狭く深く」です。
「広く浅く」に憧れた時期もあったけど、自分の気質に全く合わないし、思考停止して憧れていただけで、全くそういうものを望んでいないことに気付いたので、今はもう自分が興味を持った人と「狭く深く」で大満足。

あ、でも人に興味がない訳ではないのです。
むしろめちゃめちゃあります。
世の中魅力的な人がたくさんいるので。いろんな人と話してみたいな、という気持ちは常にあります。特に「お仕事」のお話を聞くのが好きです。
世間話や表面をなぞるような話には興味がなくて、本質的な話ができる人を求めています。

私はミニマリストではないけれど、「モノ」も「情報」も「人」も、たくさん持つことができないと自覚しています。
そもそも人より「器」が小さいと思っているし、一つ一つを大事にしたいので、たくさん持つと苦しくなってしまう。
なので「広く」しようとすると苦しくなってしまうし、「浅い」と満足できない。

初対面の人と「無難に話す」ことはできても、グッと距離を縮めたりフランクに接することはできない。
お互いが「信頼」を根に持って仲良くなるのにそれなりに時間がかかるけど、一旦仲良くなると心を許して深く付き合いたいタイプ。


<ビジネス的性格特性>
「自己理解」に特に優れています。
自分の特性や能力における強みや弱みを把握し、行動に活かしていこうとする姿勢が強く見られます。

また「挑戦心」も大変高いため、チャレンジングな難しい課題を前にすると、むしろワクワクして挑戦したくなる姿勢も強く見られます。

ただ、全体の中では「移動容易性」は低めで、見ず知らずの環境や文化の違いに臆することなく飛び込んで行こうとする気持ちはあまり強くなさそうです。

そして「批判耐性」も比較的低めです。
人から批判されたり、きつい言い方をされると、それを受け止めることができずに、気になることが時にはあるかもしれません。

「自己理解」に数値が高めだったのは去年(2018年)あたりからずっと自分について深掘りする作業を続けていたので、その気持ちや行動が反映されたものと思われます。

「挑戦心」「事業創造」「オリジナリティ」など「変革改造」の項目が高めなのは、今の仕事を始める素地になっていたのかな?と。
石橋は叩いて渡る慎重なタイプですが、チャレンジは嫌いじゃない。
やってみたいことが見つかると、即情報収集。計画を立てて実行に移すタイプ。(ただその頻度は低め)

「移動容易性」低めは、性格だなーと思います。
あまり外向きな性格じゃないし、好奇心も旺盛な方ではない。興味の方向性や範囲も「狭く深く」のせいだと思う。
常に新しいことを追い求めているタイプではない。
興味があったら飛び込むけど、ないから飛び込まない、と言った方が近いかな。興味があるかないかわからないけど、とりあえず飛び込んでみる!、という思考にはならない。

「性格特性診断」F あなたに合う「組織風土」

F あなたに合う「組織風土」

厳格
自律・自責的
緊張:粛然・沈思黙考性
挑戦・革新性
慎重・綿密性
成果主義・競争性
個人主義思考

思慮深く、慎重に行動することがことが求められる組織への適性がとても高くなっています。
自由で活発なことよりも、全員が節度を持って丁寧で慎重に進めていく状況がよくあっていると言えます。

また細かいところまで注意する緻密さが要求される組織への適性も高くなっています。
スピード重視ではなく、ミスのない成果や高いクオリティの求められる仕事が向いていると言えます。

さらに、成し遂げることが難しいことであっても、チャレンジが推奨される組織への適性も高くなっています。
手堅く、堅実に実行するよりも、困難なことに挑戦し続ける姿勢を持っていると言えます。

↑こんな風に自分にあった組織風土も示してくれます。
転職の際の参考になると思います。

「性格特性診断」H 「16タイプ」分析

H 「16タイプ」分析

IRLA(内向・現実・論理・主導)

多少の困難はやる気を奮い立たせるエネルギーへと変換し、主体的に考え行動することで引き受けたことを確実に処理していくタイプです。
憶測や噂、決めつけなどで安易に判断・行動するのではなく、自分が実際に確認したことを大切にして一貫性のある行動をとっていきます。

独りきりにになったとしても不安になることはなく、じっくりと自分に集中することで、やるべきことを整理していきます。
周囲の意見に流されることは少なく、寡黙なところもあるため、周囲に対して頑なで気難しい印象を与えたり、近寄りがたい雰囲気を感じさせることもありそうです。

主体的な行動で責任をはたして行けることがあなたの強みです。
人に頼らず自分一人でやりきることは大切ですが、周囲との交流を深めていくことで、今まで気づかなかったものが見えてくることもあります。
笑顔を作ることを心がけ、話しかけやすい雰囲気を醸し出しましょう。

圧倒的「内向型」です。
独りで過ごす時間が大切ですし、人がたくさん集まる場所に顔を出すのは苦手です。(どうしてもこの人に会いたいとか、この人の話が聞きたいとか、ほしいものがあるとか、目的が明確な場合は別。)

ファクトは何か。
常に確認しないと気が済みません。憶測や想像で話を進める人が苦手です。

論理的な会話ができないと困ってしまうことが多いです。
仕事を進める上でも色々調べたり勉強したりして全体像が掴めないと不安になります。ので、気がすむまで調べます。

「主導的である」と出ていますが、リーダーシップがあるタイプではないです。指令性なども乏しいですし。
どちらかというと、周りの意見を聞きつつ、でも一人でやったほうが早いな、と思ってしまうタイプです。
本当はチームで働くことを夢見ているので、周りと協力して何かを成し遂げたい気持ちは強いです。尊敬できる優秀な人と一緒に仕事がしたい。

「性格特性診断」I「ソーシャルスタイル分析」

I 「ソーシャルスタイル」分析

アナリティカル(思考派)
控えめ。イエス・ノーを即答しない。粘り強い。慎重に検討し、最善解を出す。速さよりも質の高さを求める。形式や論理を重視する。

最初結果を見たとき「きょ、極端!私らしい…(苦笑い)」と思いました。
でも概ね合っています。

「イエス・ノーを即答しない」なんて、最たるもので、何か話し合っているときに結論をその場で出さずに持ち帰ることがほとんど。(急いでいない場合)
持ち帰ってから、多角的に再検討したり、知見のある人に相談したり、とにかくありとあらゆることを想定してシミュレート。最善解を目指す。何かしらの結論を出すということは責任を負うことだから、覚悟をするために自分を納得させるプロセスが必要なんだと思う。

スピードももちろん大切なんだけど、そこに質が伴っていないと全く意味をなさないと思っていて、ベスト(に近いベター)を目指したい願望が常にあります。

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「性格特性診断」については以上です。
全ての特性やタイプについては優越もないし、どちらが良い悪いというものではありません。
自分の特性を理解し、活かす。苦手なことを把握することで対応策も考えられる。
一緒に働く人や関わる人の特性を知ることで関わり方を考えられる。お互いを補うことができる。

私はこの診断書をちょくちょく見返しては内省を繰り返しています。
迷ったり悩んだりする度に寄り添ってくれるお守りみたいになっていて、「そうそう私ってこうだよね」と思いを新たにする。
そんな風に使っています。きっとこれからも。

興味持たれた方はぜひアセスメントコーチング受けてみてくださいね!

ちょっと長くなりすぎたので、「コーチング」については<後編>で書きたいと思います。

cotreeのアセスメントコーチングを受けたい方はこちらから。


↓櫻本さんのnoteわかりやすくて大好きです。


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あきこ
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